『エロスの種子』4巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「エロスの種子」4巻の簡単なあらすじ
忘れていた佳乃を思い出す茂
ベンチに座っていた年老いた茂に、一人の少女が声をかけてきた
茂はボケたフリをしているのだというと、少女はもう茂はいる場所や帰る場所も分からなくなっていると教えた
すると汽笛の音が聞こえてきたので、少女はその音のする方へ駆けていった
少女の向かった場所には青函連絡船が難破していて、たくさんの亡くなった人の遺体が浜に流れ着いていた
そしてその少女は、茂はその光景を知っていると言った
その船に実際に茂は乗っていて助かっていたが、一緒に乗っていた歌姫のナナミは亡くなってしまっていた
茂とナナミは全てを捨てて駆け落ちすると、東京へ行く途中で事故に遭ってしまったのだ
少女は茂を火事になったはずの自宅へと連れてきた
そこでは茂の結婚式が行われていたが、茂は少女の手の傷を見てその少女が自分の妻の佳乃だと気づいた
終戦直前に茂は水浴びをしていた際に、佳乃に出会っていた
溺れてしまった佳乃を、茂は人工呼吸をして助けてあげたので、佳乃は茂と結婚すると決めたのだった
結婚した茂は、佳乃とセックスをしていると、佳乃は自分のことを忘れないでと言った
そこで茂は意識を取り戻して現実に戻ると、忘れていたはずの佳乃の名前を呼んだ
しかし目の前にいた佳乃は、そのまま亡くなってしまった
すると茂の娘が、佳乃が残した遺品を持ってきた
茂がそれを開けると、中には難破事故の新聞記事と連絡船の乗船券が入っていた
中身を見た茂は、佳乃も実際にあの事故の光景を見ていたことに気がついた
野田を殺して家に火を放った佳乃
佳乃は、憲兵将校の娘として生まれた
しかし戦況が悪化し、佳乃は傷痍軍人の野田に連れられて疎開することになった
疎開先の叔母の家にやってきた佳乃だったが、佳乃が憲兵の娘であることがバレてしまい、イジメられるようになった
しかしいつも野田が、そんな佳乃を助けてくれていた
またイジメられてしまった佳乃は、服を洗った後に水浴びをしていたときに溺れしまい、茂に助けられたのだった
戦争が終わると、憲兵だった父親は裁判で死刑になってしまった
そして佳乃は二十歳になると、茂と結婚したいと言って青函連絡船で叔母の実家を訪れたが、叔母は茂の素行が悪い言った
それでも佳乃は、茂との結婚を進めるつもりだった
そこに難破事故が起こってしまい現場に駆けつけた佳乃は、事故の光景を見てしまった
その際に茂はナナミと駆け落ちするつもりだったのだと佳乃は知ってしまったが、それでも結婚すると野田に言った
しかし野田は、癩病を発症して施設に収容されてしまった
佳乃は茂と結婚すると、子どもも出来た
だがある日、施設を抜け出した野田が現れると、憲兵の娘だとバラしたり茂を夜遊びにハマらせたのは自分だと告白した
なぜなら野田は佳乃が好きだったので、ワザと不幸にしてしまえば自分に気が向くと思ってそんなことをしていたのだ
だが施設で去勢されてしまった野田は、佳乃に殺してくれと言って近づいてきた
それで佳乃は野田を殺害すると、証拠隠滅のために家に火を放っていたのだ
また少女の姿になった佳乃は、茂に自分のことを忘れることは許せなかったというと、そのまま茂を連れていってしまった…
売春をしていた沙也加を採用する将平
沙也加は売春をしていると、バーで男が声をかけてきた
しかしなんとその男は、刑事の将平だった
将平は沙也加にソープとかで働けばいいと言ったが、沙也加はそれでは相手が選べないと答えた
沙也加は個人売春だったので、将平は注意しただけでさやかを見逃してくれた
しかし将平は沙也加がイヤリングを落としていったので、沙也加の部屋に届けに行った
すると沙也加はまた売春をしていたが、沙也加の部屋の中に入るとスゴイ汚部屋だった
それで将平は沙也加の部屋を掃除してあげたが、さやかが以前に獲っていたバレエのトロフィーや写真を見つけた
それで将平は沙也加にどうして辞めたのかと訊ねてみると、沙也加は自分は太りやすくて食事制限に耐えられなかったと答えた
バレエ一筋だったので他のことが出来ずに売春をしていたという沙也加に、将平はまだやり直せると言ってあげた
将平は自分は刑事になりたかったから刑事になったというと、沙也加はカッコイイと言ってくれた
それで将平は、思わず沙也加を抱きしめてしまった
すると二人は、売春なしのセックスを始めた
沙也加は将平の上で卑猥な踊りをしたので、将平は何度もイッてしまった
そしてセックスを終えると将平は沙也加に、やはりまっとうな仕事につくように言った
すると沙也加は、公務員の専業主婦になりたいと答えた
亜弓を抱いて卯月の後を追ったニコ
ニコの店に作家の卯月のマネージャーの亜弓が、卯月が亡くなったと言ってやってきた
ニコは店の中で客をポラロイド写真に撮ると店のボードに貼っていたが、卯月の写真は賞をとったこともあって顔が黒く塗られていた
亜弓から卯月の手紙を受け取ったニコは手紙を読むと、亜弓に内容を知っているか訊ねた
しかし亜弓は、知らないと答えた
その手紙には、ニコに自分を愛したように亜弓を愛してあげて欲しいと書かれてあった
ニコは亜弓に自分はゲイではなくバイだというと、亜弓は泣きだしてしまった
亜弓は小さい頃から男の子の格好をしていて、ある時に男の子が好きになってしまった
それでイジメられていた亜弓は、クラスメートに男も女も嫌いだと言ってしまった
ニコは亜弓にそれで自分に呪いをかけたのだというと、亜弓は卯月も同じことを言ったと言った
するとニコは卯月がガンの告白をしたときに、亜弓のことを話していたことを思いだした
亜弓はまだ処女だったが、二人は卯月を思い出しながらそのままセックスした
セックスして寝てしまった亜弓は目を覚ますと、ニコは片付けは人に頼んでいると言って、亜弓にポラロイドカメラで自分を撮るように頼んだ
それで亜弓がニコを撮って写真を確認しようとしていると、ニコはベランダから飛び降りて死んでしまった!!
亜弓はニコの言っていた言葉を思い出すと、最初から卯月の頼みを果たした後に、後を追うつもりだったのだと思った
殺した麻衣子と同じように子宮を失う芽衣子
夢を追うため華族だった家を捨てた芽衣子は、なぜか実家へと戻ってきた
しかし一卵性双生児の姉の麻衣子は、両足と子宮を失って車椅子に乗っていた
麻衣子は芽衣子の元カレの道明の運転する車に乗って事故に遭ってしまい、負い目のある道明と結婚すると奴隷のようにこき使っていた
芽衣子が東京に行って別れてしまったので、道明の前に麻衣子が現れ二人は付き合っていたが、事故を起こしてしまったのだ
お風呂から上がってきた芽衣子の所に麻衣子がやってくると、道明の精子を芽衣子のアソコに入れるように求めてきた
だが麻衣子に借金の肩代わりをしてもらっている芽衣子は、その麻衣子の代わりに跡取りを産めという要求を拒むことは出来なかった
しかし芽衣子はそれでも妊娠しなかったので、麻衣子は深夜に芽衣子の部屋に来るようにいうと、道明と芽衣子にセックスをさせた
しかし芽衣子はなかなかイかなかったので、麻衣子にもアソコをいぢられると、とうとう二人は同時にイッてしまった
そんなことをさせられてしまった芽衣子は、道明に自分たち姉妹は落花生のアレルギーがあると道明に話すと、麻衣子の食事に落花生を入れてショック死させてしまった!
二人はすべてを処分すると、そのまま都会に出て店を開いた
そして芽衣子はもうすぐ子どもが産まれるという時になると、死産してしまい子宮も失ってしまった
麻衣子の呪いだと思った芽衣子は、次は…
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「エロスの種子」4巻を読んでみた感想
佳乃に起こっていた不幸なことは、傷痍軍人の野田によって起こされていました
そんな佳乃が野田を殺してしまったのは、仕方のないことかもしれませんね
茂もそれに巻き込まれた形ですが、最期は佳乃と一緒にあの世へ行くことに納得していた様子だったので、それはそれでよかったのかもしれませんね
将平は売春をしていた沙也加と結婚しましたが、結果的に沙也加が売春を辞めることになったので、結果オーライと言えるでしょう
ニコは処女の亜弓とセックスした後に、すぐに自殺してしまいました
いくら卯月の頼みがあったと言っても、やはり無責任な感じもします
でも亜弓は卯月の死から、立ち直れそうだったので以外とよかったのかもしれませんね
芽衣子は跡継ぎを孕ませようとしていた麻衣子を殺してしまいました
でも結局、麻衣子と同じように子宮を失ってしまう結果になりました
でも麻衣子のやっていたことも酷かったので殺されても仕方がないことだと思いますが、この阿智に本当に芽衣子が両足までも失ってしまうのかどうかが、心配になってしまう最後でしたね
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