エロスの種子~ 1~2巻 ~エロスは理屈や理性では計れない人間の性の源泉 のネタバレ・感想、無料試し読み紹介します!

『エロスの種子』1~2巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました

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「エロスの種子」1~2巻の簡単なあらすじ

夜に聞こえてくる珠子の悶える声

孝太郎は、教授の日下部の勧めで書生になった

日下部の妻の珠子は、娘に見えるほど若くて美しかった

珠子を見た孝太郎は、自分の中に何かが芽生えるように感じた

夜になると、孝太郎は何か悲鳴のような女性の声が聞いた

その声の方へと行ってみた孝太郎は、日下部の愛撫で悶える珠子の姿を見てしまった

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松岡の秘密を知った鞠子

戦争中で、空襲によって鞠子は両親を失ってしまった

そんな鞠子は左腕をなくしていて、頬に火傷がある松岡に拾われた

松岡と同居していた紫乃は、松岡とセックスすれば生活の心配はないと鞠子に囁いた

なぜなら紫乃は、子どもができない体だったからだ

紫乃は松岡に拾われてきた鞠子を、自分の代わりの人形にするつもりだった

鞠子は松岡と紫乃にセックスの悦びを教えられてしまうと、自分にこんな快感が眠っていたのだと思ってしまった

それで毎日、鞠子は松岡とセックスしていた

だが鞠子は、松岡が何か秘密を持っていると気づいてしまった

松岡からは書斎には近づくなと言われていたので、そこに何かがあると思った鞠子は、ある日書斎に忍び込んだ

松岡は昔、ある軍艦の船長をしていた

だがその船は撃沈されてしまい、その攻撃で死んだ兵士の家族に松岡は詫び状を書いて送っていた

鞠子は松岡も自分を同じなのだと思うと、自分から松岡とセックスし始めた

そこに米軍の飛行機がやってきたので、紫乃は鏡を使ってわざと自分たちがいることを、飛行機に知らせてしまった

そして紫乃はそのまま、松岡とともに撃ち殺されてしまった

一人になった鞠子は、松岡のところで働いていたおタカの家で暮らすことになった

戦争も終わって米軍が進駐してくると、鞠子は米兵を魅了する女になっていた

誰かの人形になっても…

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六郎を待つ凜

六郎は網膜剥離になってしまい、ボクサーを引退してしまった

そんな六郎は、雅美というスナックママの用心棒をしていた

雅美はいつも男を連れ込むので、娘の凜はいつも外で終わるのを待っていた

そんな凜を六郎は気にかけてくれたので、凜は六郎を慕うようになっていた

そして凜は、母のようにはならないというと、六郎にキスをした

それを目撃した雅美は、六郎を凜に盗られると思って凜を罵った

そして凜はバイトの帰りに襲われてしまい、あわやレイプされるところだった

それで凜は、処女を六郎に捧げた

もちろん合意の上での初体験セックスだったが、なぜか六郎はレイプ犯として捕まり、実刑判決を受けてしまった!

その上に雅美も六郎を捨て、ヤクザも六郎を見放してしまった

六郎は凜が自分を雅美の関係を断ち切るために、こんなことをしたのかと思った

六郎はようやく刑期を終えて刑務所を出ることになったが、もう誰も自分を待っている人などいないと思っていた

だが六郎が刑務所から出てくると、そこには凜が待っていて…

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好きな男に抱かれる経験

林は戦地から帰還したが、もう生きる気力を失っていた

だがストリップの女性を見て生きる気力を取り戻すと、今ではそのストリップ劇場の支配人になっていた

するとある日、一子という名の少女がストリップをしたいと言ってやってきた

一子の両親は米兵と売春婦の間に生まれた子で、少年のように見えた

林は試しに舞台に立たせると、一子は観客から賞賛されることに感激を覚えてしまった

そして一客からもらったマリーゴールドにちなんでマリーと名乗り、これからも舞台に立つことになった

マリーとなった一子は、劇場一のストリッパーのさくらに弟子入りした

するとさくらは林に抱いてくれるように頼むように言ったので、一子はそうすることにした

そして一子は前にいた施設でレイプされていたので、林に好きな男に抱かれる経験が欲しいと頼んだにだった

一子は林とセックスするようになると、人気のストリッパーになった

そして劇場にも、賑わいが戻り始めた

林はマリーが見せる表情は自分の腕の中で見せる顔だと思っていたが、劇場はヤクザに買収されてしまった

林はヤクザからまな板ショーと呼ばれる過激なショーをするように言われたので、一子に名前を変えて逃げるように言った

昭和が終わり、平成になると、一子は自分のショーを見ている林を見つけた

ようやく林と再会できた一子だったが、林はヤクザに臓器をとられてしまっていた

それで体調を悪くしていた林だったが、地方巡業に向かう一子に列車に遅れると言って、もう行くように言った

一子はマリーゴールドの意味をいうと、そんなステキな名前をつけてくれた林を捨てられないと言った

そんなことを言ってくれた一子を見送った林は、その後に一人雪の降る中で死んでしまったが、林の遺体の周りの雪はなぜか溶けていた

この仏さん 女に抱かれながら…

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子どもを作るため妻のレイプを赤間に頼む幸治

高度成長期に入った日本では、都会では男女同権が叫ばれていた

しおかしまだまだ田舎では、女は子どもを産む器と見られていた

妙子は3年間、夫の幸治と毎日セックスしていたが子どもはデキなかった

そのため器としての役目を果たさない妙子を、姑は毎日いびっていた

そんな妙子に優しくしてくれたのは、ロシア人の血を引く主治医の塚本だった

塚本と関わるうちに、妙子は自分の中で熱いモノを感じるようになっていた

しかしとうとう妙子は姑のいびりに耐えられなくなってしまうと、幸治に離婚しようと言った

だが幸治は子どもがデキない原因は、自分にあると言い出した

すると妙子は家を出ていき、塚本にあることを頼んだ

その後、妙子はなぜか戻ってきたので、幸治は妊娠させるために

赤間という男に頼んで妙子を拘束するとそのままレイプさせた

そのレイプの後に妙子は妊娠したが、なんと赤間は幸治に殺されていた

幸次は妙子のお腹の子どもには実父は必要ないからだというと、赤間殺しには証拠がないので事故扱いになるだろうと言った

その後、妙子は男の子を産んだが、その男の子は赤間似ではなく、なぜか塚本に似ていた

なぜならあの時塚本とセックスした後も、何度も塚本とセックスしていたからだった

そして赤間にレイプされる前に殺精子剤を使っていたので、赤間の子供はデキなかったのだ

そして幸治は警察に逮捕されると、それを知った姑は心臓発作で死んでしまった

そして妙子は、とうとうすべてを手に入れたのだった

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天使姿の遥のラブドールを作る光彦

光彦は、生身の女性がダメだった

それは、初体験がとても酷かったからだ

そんな光彦は、同じような男性のために天使のラブドールを作っていた

そこに遥がやってきて、自分に似せたラブドールを作って欲しいと頼んできた

自分が大好きだという遥は、裸になって型を取ることもアッサリとOKしてくれた

しかし名刺を渡す際の遥の手は、なぜか震えていた

型を取る日がやってくると、寒いせいで体が硬くなっていた遥を、光彦は抱いて暖めてあげた

そして光彦は作業を進めるにつれて、次第に遥に心を開くようになった

それで遥は思わず欲情してしまった光彦に、自分のアソコもそっくりに作って欲しいと頼んだ

そして遥は光彦に、型を取ってではなく光彦の記憶で作って欲しいと頼んだのだった

光彦は遥のアソコを記憶に残すため、そのまま遥とセックスした

遥が帰ると、そのまま光彦は人形作りに没頭した

ようやく人形が出来上がると、そこに遥からの手紙が届いた

手紙には遥はもう自分は死んでしまっているだろうと書いていた

なぜなら遥は、ALSという難病にかかっていたからだった

光彦は、急いで遥の所へと向かった

するとまだ遥は亡くなっていなかった

光彦は遥には一秒でも生きてもらいたいので、声が出なくなることを承知で人工呼吸器をつけてあげた

その後、遥と光彦は幸せな時間を過ごすことができたが、遥は半年後に亡くなってしまった

その後、光彦の店のショーウインドウには、今でも天使の姿をした遥のラブドールが微笑んでいた

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緊縛の快感でイデオロギーなどどうでもよくなった順子

順子は、画家の薫のモデルをしていた

薫の絵は売れているのようには見えなかったが、なぜか薫は金回りがよかった

順子には浩介という名の彼氏がいたが、金が必要だったので薫のモデルになっていた

順子は縄で縛られる際も裸ではなかったが、やはりとても恥ずかしかった

しかし薫は裸でもOKなら、特別手当を出すと言った

浩介の所属する学部セクトのリーダーが逃亡することになったが、そのための逃亡資金を稼ぐために、順子は裸になることを承諾してしまった

順子は裸で緊縛されてしまうと、なんと浩介もモデルとなって順子を攻め立て始めた

だが順子は、体が縄で拘束されているのに、なぜか自分が解き放たれ自由になったような気がした

そんな快楽を知ってしまった順子は、もうイデオロギーなどはどうでもよくなってしまった

そして順子は浩介と別れると、その後は勉強に励み弁護士となった

しかし今でもあの時の快感が忘れられない順子は、いつもオナニーをしていた

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薫の過去

軍の将校だった稲垣には、千代という名の愛人がいた

千代は将校の愛人ということで、貧しい人たちから目の敵にされていた

そんな千代は、稲垣の部下の三浦という真面目な男に心を寄せていた

千代には子どもがいたが、毒の入った落雁を食べて死んでしまった

その落雁に毒を入れたのは、なんと稲垣の妻だった

三浦と体の関係を持った千代はセックスをした後、三浦の服の襟に口紅を残してしまった

それが原因で三浦は、千代の前には現れなくなってしまった

千代は息子の月命日に落雁を買いに出たところで、一人の少年に刺されてしまった

千代はなぜかその少年に逃げて生き延びるようにいうと、自分は息子に詫びに行くと言って死んでしまった

戦争が終わると稲垣は自殺して、三浦は戦犯として死刑判決を受けた

そんな死刑を待つ三浦に、三浦の息子の薫が面会にやってきた

薫は自分が千代を殺したと告白すると、どうして罪のない父が死刑になり、自分が生きのびなければならないのかと言って泣いてしまった

その後、三浦は処刑されてしまうと薫は祖父に引き取られ、昭島の姓を名乗るようになった

そして今の薫は、千代を殺した記憶によって突き動かされていた

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「エロスの種子」1~2巻を読んでみた感想

人それぞれにエロスの種子を持っていますが、それを持つ原因もそれぞれです

特に人の生き死にが関わっていると、一生その人を縛りつけることもあります

なかなか本能的な欲求によるところもあるので、それを理性でコントロールするのは至難の業です

エロスの影響はその人にとってよかったり悪かったりもありますが、それでも他の人に影響が出なければそれはそれでいいのかもしれませんね

エロスの種子は、一つ一つが短いお話でまとまっているのでとても読みやすかったですね

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