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「だってワタシ、120点だもの。」 1〜10巻 ~突然現れた昔は下だと見下していた瞳に対して劣等感を感じて焦ってしまう美咲 のあらすじ・感想、無料試し読み紹介します!

『だってワタシ、120点だもの。』1〜10巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました

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「だってワタシ、120点だもの。」の簡単なあらすじと感想

幼い頃に見下していた瞳が現れ動揺してしまう美咲

美咲は同級生たちとの集まりに行くと、いつものように豪邸やイケメンの夫を自慢していると、同級生たちは貧乏な家庭に育っていた瞳のことを聞いてきたので連絡を取っていないと答えていた

カワイイ娘の紬やイケメンで金持ちの夫の恭平と何不自由ない生活を送っていた美咲だったが、そんな生活よりもSNSのいいねのほうが…

いつも幼稚園でオシャレ自慢していた美咲だったが、ファッション誌の編集長をしている神田には劣等感を持っていた

それでつい浪費をして憂さ晴らしをしていた美咲は、ホンモノになりたいと思っているとそこに瞳が近くに引っ越してきたと声をかけてきて…

紬は習い事をしたいと言い出したので、英語と水泳を習わせることにした

それで恭平は紬と一緒に入って英語を教えていると、紬は突然自分は美咲や恭平に似ていないと言い出したので、それを聞いてしまった美咲はもしかして…

美咲は自宅に瞳と娘の結愛を自宅に招くと、高価なお菓子を用意してマウンティングする気満々だった

すると瞳は自分の作った手作りのケーキを持ってきていて作り方を美咲に教えようかと言い出すと、英語の発音も結愛のほうが上手かったので、美咲は今は立場が逆転してしまっていると感じてしまい…

水泳でも結愛のほうが上達が早く焦っていた美咲だったが、紬は幼稚園の劇で主役に選ばれていた

すると瞳は主役の服を神田をコッソリ作り直していたのでカチンときてしまった美咲だったが、紬が主役をやるのだと思い直していた

そして劇が始まり紬の出番となったが、紬はセリフを忘れてしまい…

美咲の母親は小説家で、美咲にも何か得意なものがあるはずだと言って習い事をさせていた

しかしいろんな習い事をさせても母親は途中で止めさせてしまい、幼い美咲は母親が何かを言っているのを聞いてしまい…

美咲たち家族は瞳の家族と旅行に出かけたが、要領のいい結愛を見て美咲は紬では勝てないと思っていた

紬に結愛が何かを言おうとしたので美咲は紬を褒めようとしても言葉が思い浮かばずにいると、瞳や瞳の夫の一樹が紬を褒めだしたので美咲は自分だけが紬のことを…

美咲は瞳の家族と一緒にいると、自分が悪い母親に思えてきてしまい、サッサと離れたいと思っていた

そんな美咲は小学生の時に母親が言っていた言葉で落ち込んでしまった頃に、貧乏な家庭の瞳が引っ越してきたので、自分が上だと感じてしまい…

美咲はなんでも自慢してマウンティングしてしまったり、人のことに点数をつけて見下すクセがあるようです
どうやら幼い頃に親に習い事をさせられ、どれも一番にはなれなかったことで母親が言っていた言葉を聞いて劣等感を持ってしまったことが原因だったようです

今は美咲はイケメンの夫の恭平やカワイイ娘の紬と割と裕福な生活を送っていますが、それでも満足出来ずにマウンティングに精を出しています
そんなことをしてももっと裕福な人や世の中で活躍している人はいるので、切りが無いでしょうね

そんなことをしている美咲の前に、幼い頃には貧乏な家庭でいつもマウンティングしていた瞳が突然現れてしまいました
何かと瞳は美咲に出来ることを見せつけている感じがしますが、何かの意図を持って近づいてきたのかもしれません

紬は本当に美咲の子なのかも疑惑がありますが、それでも今は娘として暮らしていても美咲は紬のよさには気づいていないようです
その辺りは恭平だけでなく瞳たちも気づいていますが、やはりいつもマウンティングばかりしているので、美咲は紬のよさには気づけていないのは残念ですね

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自分を褒めてくれた紬の言葉を一瞬嫌みだと思ってしまい愕然としてしまう美咲

幼い頃の美咲は瞳があまりの貧乏人っぷりに驚いていたが、雨の降る中歩いていると瞳が捨て犬を拾おうにも家が貧乏だと嘆いていた

そんな瞳に美咲は習い事や犬を飼うことができるというと、身体にゾクゾクする快感を覚え…

それから美咲は瞳にクッキーをあげたりして瞳に施しして快感を得ていたが、瞳には嫌われているだろうと思っていた

なので今どうしてこんなにと美咲は思っていると、乗馬コーナーの係員の人が結愛の母親を美咲と間違われてしまった

旅行から帰ってきてからも紬は完全に瞳に懐いてしまい、幼稚園ではどんどん瞳は美咲のママ友たちとも仲良くなっていたので、これは瞳の自分への…

美咲たちは家族で夏祭りへ行くと、そこには小学校の時の友人にバッタリ会ってしまった

その友人は瞳が高校時代に急にカワイイ感じになったという話を聞いた後、美咲は恭平のスマホで紬と恭平の写真を撮ろうとすると、そこになんと瞳からのメッセが…

恭平を疑ってしまった美咲はとりあえず瞳と食事に行く約束をしたが、瞳が現れてからは持ち物自慢が楽しくなくなってきてると感じていた

約束していたお店に行くと、瞳はやけにおめかしてやってきたので、瞳は自分への挑戦なのかと思ってしまい、瞳に自分たちの関係を親友だと言っていたことを聞いてみた

すると瞳は美咲は器用だったと話し始めたので、美咲はどうして急にまた仲良くしてきたのかと訊ねると、瞳は自分はずっと…

酔い潰れて瞳の部屋で目を覚ました美咲は、瞳のことを知る好機だと思った

それで部屋の中を漁っていると瞳の日記を見つけ、これは…

それで瞳とは距離を取ろうとしていた瞳だったが、完全に紬は瞳に懐いてしまっていて、瞳の家でクッキー作りをしていた紬は帰るのを嫌がってしまった

仕方なく美咲は瞳と一緒に洗い物をしていると、瞳は昔の自分は美咲の犬みたいだったと話し始め…

美咲は自分の作ったクッキーを褒めてくれた紬の言葉まで、一瞬嫌みだと思ってしまった自分に愕然としてしまった

そして自分が他人の言葉をなんでも嫌みだと思い込んでいたのだと気づき、美咲は自分のそんな空回りを治そうと思ったが、なかなかそのクセを克服するのは難しかった

そんな美咲は、恭平と一緒に紬のベッドを買いに行くと、紬は自分で決めようとせず…

美咲は紬が、美咲と一緒でないと瞳の家に行きたがらなかったので、それで酔って恭平に思いっきり長時間愚痴ってしまった

恭平は優しく美咲の愚痴を聞いてあげていたが、内心は美咲との結婚は…

美咲のマウンティング癖は幼い頃から始まっていましたが、それが強くなってしまったのは貧乏家庭に育った瞳が現れてからでした
その頃の美咲は母親の言葉で劣等感を感じていたので、それで余計に強くなってしまった訳ですが、それを大人になっても引きずっているのはちょっと痛い大人ですね

でも美咲も親となって、紬が自分の顔色ばかり窺っていて、その上に怯える様子まで見せるようになったので、ようやく自分のマウンティング癖がヤバいと気づき始めたようです
そんな美咲はやはり長年続けてきた癖を治そうとしていますが、なかなか治らず悪戦苦闘中ですが、既に紬だけでなく夫の恭平の関係もヤバくなってきています

恭平はこれまでなかなか美咲のことをどう思っているのか描写されていませんでしたが、とうとう愚痴っている美咲への感情が描かれてありました
恐らく世間体を気にする面も持ち合わせているので、即離婚とかにはならないでしょうが、美咲も早く癖を治さないといけないでしょう

それにやはり、瞳がどうして美咲にまた近づいてきたのかも気になります
日記などから推測すると、やはり意図的に美咲に近づいていて、美咲に対して何か強い感情を持っているのは間違いないようです
その内、そんな瞳の意図や美咲への想いは明かされてくるとは思いますが、その前に美咲は自分の家族ときちんと向き合っていかないと、本当に家庭崩壊してしまうでしょうね

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