『最果てのセレナード』1〜2巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「最果てのセレナード」の簡単なあらすじと感想
1巻 小夜の進路のことで母親に酷いことを言い始めた小夜の母親にブチ切れてしまう律
学生時代には小説家になると言っていた律は今は週刊誌の編集部で働いていたが、同級生から同窓会をするので小夜の連絡先を知らないかと電話がかかってきた
律の学生時代に小夜は東京から引っ越してきて、小夜はピアノを習っていたこともあって律の家はピアノ教室だったので、律は小夜の演奏を聴きたいというと、小夜は今度のコンクールで律のために弾くと言った
そして律は小夜が出るコンクール会場にやってくると、小夜の演奏を聴いた律は…
律は小夜のことを編集長から聞かれなぜか感情的になってしまったが、それは過去に小夜が母親を殺したいと律に言っていたことがあったからだった
それから小夜はある国際コンクールで入賞し、そのニュースが流れていたが、それと一緒に律の実家のある地元で白骨遺体が見つかったという速報ニュースが流れ始めた
小夜が出演したコンクールの後で、小夜の母親はその演奏のことでなぜか律の家に謝りに来たが、母親は律のことを小夜にとっては邪魔者扱いの態度を見せた
そんな中で学校では文化祭で合唱の伴奏のことで、小夜の母親はそれを断ってしまったが、小夜は参加したいと言ったので小夜が伴奏することになっていた
しかし、文化祭当日になると…
そのことで頭がいっぱいになっていた律は、国語の先生に小説を読ませて欲しいと頼まれると、その代わりにあることを何かの方法を教えて欲しいと言ってしまった
先生は小説のことだと思っていろいろ教えてもらった律だったが、小夜と三者面談のことを話していると、小夜はピアニストではなく先生になりたいと言い出した
そして3者面談の日にやってきた小夜の母親は、そのことで律の母親のことを酷いことを言い出したので、律はブチ切れてしまい…
そんなことがあった後で、律は自分の部屋で悶々としていると、小夜がいなくなったと連絡が入った
それで律も雪の降る中で小夜を捜しに出ると、公園で凍えていた小夜の傍には誰かが倒れていて…
そんなことを思い出しながら律は同窓会に出席するために空港に来ていたが、そこには誰かが律を待っていて…
律はどうやら学生時代に引っ越してきた今ではピアニストとして活躍している小夜と、何かとんでもないことを隠しているみたいです
普通に考えたらニュースで流れていた白骨死体は小夜の母親だと思われますが、どういう経緯でそうなったのかや、どうやって埋められていたのかもまだ全く分かっていません
小夜の母親は、自分がやれなかったことを子どもに果たさせようとする、よくある母親のパターンですが、小夜は表立ってそれには反発していませんでしたが、律の方がキレていました
律は小夜が律のためだとためだと言って弾いた演奏を聴いて、小夜のために自分が何かをしてあげたいと思ったようですが、律が小夜の母親にキレていた時の小夜の様子などからすると、なんだか律は小夜に利用されているような気もします
小夜の思惑などはまだよくわからないことも多いですが、律はその過去のことをずっと引きずっているようです
でも小夜のことで感情的な面を見せてしまって、編集長にも何か勘付かれてしまった様子でしたが、白骨死体も見つかったこともあって律は同窓会に行くことにしたようです
小夜も白骨死体が見つかったこともあって動き出したみたいですが、これからどんなことが起こり、過去にどんなことがあったのかも明らかになってくるハズなので、それがどんなことなのかも気になってしまう展開でしたね
2巻 同窓会に来ていた沖田にあの日のことで耳元で何かを囁かれてしまう律
小夜は過去のことを思い出して泣き出してしまった律に、律がくれた時間のおかげだと言いつつ助けて欲しいと言った
同窓会に行くとそこには国語の教師の沖田が来ていて、沖田は律に小説のことを訊ねてきた
律は自分が沖田のことを利用していたと思っていたが、沖田は三者面談のことを言い出すと、律の耳元で警察には…
律は小夜が意味深なことを言っていたのはこのことだったのだと思い、今回は自分だけで始末をつけると決意した
その頃、編集長は律たちのクラスの副担任に小夜のことを聞いていたが、そんなことは知らない律は東京に戻ってきて出社してしてきた
すると編集長は律を呼び出し、律に10年前に何が…
律は編集長から小夜が自分と三者面談で言ったことが相反していることを教えてもらったが、なんと編集長はあまり執着するなと言いつつ小夜が送ってきていたコンサートのチケットを持っていた
それで小夜が出演するコンサートに行くと、律は三者面談の時にブチ切れた時のことなどを思い出しつつ、もしかしたら自分が小夜に何かをかけたかもと…
編集長はコンサート会場にも来ていたが、律は小夜を編集長から引き離してタクシーに乗り込んだ
小夜は今でも先生になることは諦めていないと言いつつ、自分がピアニストになりたかったと言った直後に、律にそんなの…
律は小夜が自分が守ってくれたおかげで今の自分があると言ってくれたので、自分のやったことはよかったと思いつつ沖田に会いに行くと、沖田はあの日のことでとんでもないことを言い始めた
律は自分が書いたノートで自分の考えていたことを知られてしまったのだと思い、まだ自分だと思っているのかと考えていた
しかし沖田が誰かの名前を言ってしまうと、つい沖田を突き飛ばしてしまったが、沖田はそれで頭を…
律は小夜と再会しましたが、律が小夜のことで何かおかしいと感じていた編集長は、律たちの過去のことを調べています
恐らく編集長は律が過去にヤバいことをしてしまったから、もう小夜と関わるのはやめるように言っているみたいですが、やはり律は昔と同じように小夜は自分が守らないとと思っている様子です
そんな律に小夜は意味深なことを言ったりして、余計に律が自分を守ろうという気にさせようとしている感じなので、やはり小夜は律を利用しているようにしか見せません
律はとことん小夜を守るつもり気になってしまっていますが、編集長の勘通りに小夜と関わるのはやめておいた方がよかった気もします
律は同窓会で沖田と再会しましたが、沖田は律が小夜の母親の失踪の件で関わっていることに気づいながら、自分が小説で賞を取りたいがためにそれを利用していたようです
思いの外腹黒野郎でしたが、律はそんな沖田がかなりあの日のことで知ってしまっていたこともあって、とんでもないことをしてしまいました
でももう律はそれで余計に決意を固めてしまった感じですが、あの日の真相もまだよく分かっていないことも多いので、その辺りも少しずつ判明してくるでしょうね
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