『鬼村の罪業』1〜9巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「鬼村の罪業」の簡単なあらすじと感想
女性が夜這いする風習のある鬼哭村に閉じ込められてしまう継男
美術教師の継男は、バスに乗っている途中、母親に叱られている小さな男の子を目にしました。
その母親のきつい声と男の子の泣き顔に、継男は胸が痛むのを感じます。
自分がどうすることもできない無力感に襲われ、心が重くなるばかりでした。
居心地の悪さと共に、まるでバスの空気そのものが重たくなったように感じ、耐えられなくなった継男は、思わず途中でバスを降りてしまいました。
冷たい風が頬を打ち、バスの外の新鮮な空気に少しだけ心が落ち着きを取り戻しました。
バス停に立ち尽くしていた継男の前に、突然、薬の行商人が現れます。
粗末な服装をした男は、人懐っこい笑顔を浮かべながら「鬼哭村を通ると早く目的地に着ける」と教えてくれました。
男の言葉には何か引っかかるものがありましたが、行き先の不確かさと少しの冒険心に駆られて、継男はその道を進むことにしました。
山道に入ると次第に周囲の景色が変わり、深い森の静けさと共に不気味な気配が漂い始めました。
継男は自分の決断に少し不安を覚えながらも、男の言葉に従うことにしました。
山道を歩いていると、突然、継男の耳に水音が聞こえてきました。
そちらに目をやると、川で水浴びをしている全裸の少女が見えました。
水しぶきが太陽の光に反射してきらきらと輝き、その中で無邪気に遊ぶ姿はまるで幻想的な光景でした。
しかし、継男は何か不安な感覚を覚えました。なぜこのような山奥で少女が一人で水浴びをしているのか。
好奇心と不安が入り交じる中、継男はその場を離れざるを得ないと感じ、足を速めました。
鬼哭村にたどり着いた継男は、村の中心にある立派な屋敷に案内されました。
そこに住むのは村を支配している鰐淵家の当主、イズミという女性でした。
彼女は冷たい瞳で継男を見つめ、どこか威圧的な雰囲気をまとっていました。
挨拶を交わす中で、継男は彼女の持つ強大な権力と、それに反する寂しげな雰囲気に気づきました。
その後、継男は村を散策している最中に、人間ではない何か、鬼のようなものを見かけてしまい、背筋が凍りつきました。
その夜、継男は宿で眠りについていましたが、突然、部屋の中に誰かが忍び込んできたのを感じました。
目を覚ますと、そこにいたのはタエという女性でした。
彼女は黙って継男に近づき、夜這いを始めました。
その行動に戸惑いと恐怖を感じた継男でしたが、タエの切なげな表情に気づき、その背後にある理由を理解しようとする心が芽生えました。
しかし、彼は状況に耐えられず、タエを押しのけて距離を取りました。
タエは涙を浮かべて謝り、何かを見たと言っても現場には何の痕跡も残っていませんでした。
翌日、継男が村の女性たちに言い寄られ、逃げ場を探していると、幼馴染みの元助が村にやってきたことを知りました。
彼の姿を見つけたとき、継男は胸に安堵を感じました。
都会で一緒に過ごした時の思い出が蘇り、この不気味な村の中で唯一の救いのように感じたのです。
その日、村では祭りが始まりました。
人々は異様なほどの高揚感に包まれ、狂気じみた踊りを踊り始めました。
継男は何か危険を感じ、元助に「村を出たい」と話しましたが、元助の顔は暗く、既に村から逃げ出すことは不可能なことを悟っているようでした。
村全体が祭りの興奮に飲まれ、どこか異様で、何か悪いことが起きそうな予感が彼の心を覆い尽くしました。
継男は東京へ向かう途中で気分が悪くなってバスを降りてしまいましたが、どうやら幼い頃のトラウマを持っているようです
やはり子ども時代のトラウマは、なかなか癒えずに大人になってもその人を苦しめてしまうので、幼い頃はとても大事な時期なんだと思いました
継男は薬屋の男に鬼哭村を通っていくように教えられましたが、どうやらあの男はあの場所でずっと旅人を村へ誘導しているみたいでした
どうやら鬼哭村では女性が旅人の男性に夜這いする風習があるようですが、それだけではないような感じです
実際に日本では、子どもを得るために旅人に夜這いする風習があったみたいですが、男性にとってはそんなおもてなしをしてもらえるのならとても嬉しい風習ですね
でも継男や鬼みたいな存在を見てしまい、凄惨が現場を見てしまいました
村では祭りが始まってしまいましたが、継男たちは村から出られなくなっています
どう見ても逃がす気なんてなさそうですが、どう見ても継男たちはヤバい状況に追い込まれつつあるみたいですね
村の祝祭でヤバいモノを見てしまう継男たち
村には、元華族の尊光と、民話を集めている涼禅が訪れていた。
尊光は村の伝統に興味を持ち、涼禅は村の歴史と文化を深く探ろうとしていた。
祝祭の儀式が始まると、男女が交わり始めたが、突然、女性が相手の男性の首を締め上げるという異常な光景が広がった。
それは祝祭の隠された側面であり、何か邪悪な儀式が行われていることを示唆していた。
継男は、助けてくれた女の子が鰐淵家の長女・ミツハだと知り、元助から妹のために村に来たと話され、協力を求められる。
元助の目的は、ミツハを救い出し、村に潜む闇の真相を明らかにすることだった。
その後、継男は鰐淵家に行き、ミツハの絵を描くことになった。
ミツハは絵を描かれる間、祝祭について何か言いたそうだったが、口を閉ざしていた。
しかし、彼女の表情からは強い抵抗感が見て取れた。
その頃、涼禅は社の中で村人たちが何かをしているのを目撃する。
暗がりの中で、村人たちは怪しい儀式を行っており、それが祝祭と何らかの関係があることを直感した。
京禅が村の長老から「男はただの種にすぎない」と聞いている頃、継男と元助は鰐淵家への潜入を計画していた。
二人は村の古い地図を頼りに、夜中にこっそりと鰐淵家に忍び込むことを決意する。
継男が屋敷に入ると、ミツハとイズミの会話を聞いていた。
彼女たちは村の祝祭について何か重大な秘密を話していたが、その内容は途中までしか聞き取れなかった。
継男は見つかりそうになったところをまたミツハに助けられる。
ミツハは継男を秘密の抜け道に案内し、彼を安全な場所まで送り届けた。
一方、元助は御神酒を盗もうとしていたが、そこにはおっさんがダルマになって吊るされていた。
その異様な光景に一瞬ひるんだものの、元助は決して目的を諦めなかった。
御神酒が村の儀式に重要な役割を果たしていることを確信し、それを持ち出すことが必要だと考えていた。
継男が元助との合流場所へ向かう途中、ミツハが男に襲われそうになっていた。
それを見て助けようとしたが、ミツハの姿はまさかの姿に変わり、彼の目の前で何かに取り憑かれたような様子を見せた。
継男は混乱しながらも、なんとか彼女を助け出そうと必死だった。
その後、継男が捕まっている間に、元助、尊光、涼禅たちも捕まってしまう。
彼らはそれぞれ別々の場所に監禁され、祝祭の真の目的を暴こうとしていたことが村の人々に知られてしまったのだった。
継男は拘束され、手足を切られそうになりながらも、必死の思いで逃げ出すことに成功する。
逃げる途中で何度も危機に直面しながらも、彼は自分の意思を貫き通し、なんとか合流場所へ向かうことができた。
そして合流場所へやってきた継男は、捕まっていた元助たちの安否を気にしながらも、彼らを救うための次の行動を決意する。
その頃、捕まっていた元助たちは、それぞれが自力での脱出を試みていたが、村人たちの厳重な見張りにより、逃げ出すのは容易ではなかった。
やはり村の女たちは、男を完全に使い捨ての種付けの道具としか見ていないみたいです
ミツハはそんな村の状況が内心では嫌みたいですが、やはり逆らえないみたいですね
それでミツハは継男は逃がしたいみたいですが、あのミツハの姿は本当なんでしょうか
そうなるとミツハたちは化け物となってしまいますが、その辺りの秘密はその内明らかになるでしょう
元助は村にある御神酒を奪おうとしましたが、結局捕まってしまって継男との合流場所へは迎えませんでした
継男は元助を見捨てて村を出るなんてしないと思いますが、逃げないとなると一歩間違うと命はないので村の女たちと戦うのは相当の覚悟がいります
元助たちはやはり種付け場に連れていかれていたので、継男が元助たちを助けだせるかどうかが気になりますね
村を脱出しようとする継男
継男は合流地点に残された元助の置き手紙を読んだ後、御神酒を見つけて村を脱出しようと試みた。
しかし、その途中で鬼の面をかぶった女が追いかけてきて襲われてしまった。
継男は元助を見捨てたことに対する後悔や、誰かの言葉に縛られていた。
その時、鬼の面の女の言葉が継男の記憶を呼び覚ました。
そして、彼は鬼の面の女と共に崖から落ちてしまった。
その後、継男はある民家に逃げ込み、中にいた男に助けを求めたが、その男が鬼を信奉していることにすぐ気づいた。
継男は逃げようとしたが捕まってしまった。
継男が目を覚ますと、鰐淵家に連れ戻されていた。
隣の部屋ではミツハが男と交わっている様子が見えた。
そして、男が絶頂に達すると…。
その後、ミツハは母親の命令で継男とも交わり始めようとした。
すると、継男にはなぜかミツハの過去が見え始めた。
ミツハは母親の命令で男を喰らっていたが、継男はミツハにとって心を満たす存在であった。
しかし、ミツハの母親は彼女を鬼の元へ連れ戻そうとしていた。
これを知った継男は、母親を…。
その後、継男は元助たちが捕らえられている場所にたどり着き、牢の鍵を開けた。
彼らは逃げようとしたが、その途中でヤバいものが現れた。
継男は元助を先に行かせ、ミツハの元へ戻ろうとした。
一方、ミツハは尊光に捕まっていたが、涼禅が儀式を再開するためにミツハを奪い取った。
村では儀式が始まり、男女が交わりながら踊り続けていた。
連れ戻されたミツハは、母親から「鬼の血からは逃れられない」と言われた。
しかし、母親の言葉を受けて、ミツハは自分がすでに心が満たされていることに気づき、母親を…。
継男が村へ戻ると、鰐淵家の屋敷は燃えていた。
彼はミツハの元へ向かい「一緒に村を出よう」と提案したが、ミツハは…。
ミツハは母親に鰐淵家を継いで、村の風習を守るように要求されていました
そのためにはミツハが想いを寄せていた継男も殺さなければなりませんでしたが、ミツハはそれを受け入れませんでした
継男はミツハを村から脱出させようとしていましたが、仮にミツハが村を脱出しても村の風習は無くならなかったのでしょうか
ミツハの母親がいれば、ミツハがいなくても他の者が後継者になって、風習が残ってしまったかもしれません
それに鬼の血からは、ミツハも逃れられなかったかもしれないので、ミツハはあんな選択をしたのでしょう
継男がこの後にどんな人生を送ったのかは分かりませんが、継男の性格からするとずっとミツハのことを想い続けて生きていったのでしょうね
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