『ほどなく、お別れです』1〜23巻【単話版】を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「ほどなく、お別れです」の簡単なあらすじと感想
久しぶりの葬儀屋のバイトで訳ありなお通夜の手伝いを頼まれてしまう美空
就活で苦戦していた美空は、半年前から休止していた葬儀場でのバイトに久しぶりに出ることになった
葬儀場へとやってくるとスタッフの陽子が待っていてくれて、制服に着替えた美空は早速葬儀の準備をし始めた
すると陽子は、4階でのお通夜はきっと何か訳ありだと…
入り口で葬祭ディレクターの漆原と僧侶の里見とすれ違った美空だったが、陽子が4階のお通夜はヤバい死に方をしたからだと教えてくれた
すると美空は4階の手伝いを頼まれてしまい、4階へ行くと里見に声をかけられた
里見と漆原に挨拶をした美空は、祭壇のある部屋へと向かうと、霊感がある美空は何かヤバい雰囲気を感じてしまい…
どうやら里見も霊感があるらしく、亡くなった男性の想いを話してくれた
そこにやってきた漆原は、葬儀をやる意味を語ってくれたので、それで美空は亡くなった人にも遺族にもそれぞれ背景があるのだと思った
バイトを終えた美空は、先週受けた不動産会社の通知が届いていたので、開けてみると…
父親のアドバイスで少しの間就活を休むことにした美空は、なぜか自分が生まれる前日に亡くなった姉の夢を見てしまった
また葬儀場のバイトにやってきた美空は、葬儀場へやってきた遺族の方たちの案内係をしていたが、そこに一人の妊婦の女性がやってきた
その女性は美空に荷物を持って欲しいと頼んできたので、美空はその荷物を抱えてエレベーターに乗り込むと、なんとその女性は…
美空は漆原にバッグを渡すと漆原はすぐに察してくれて、喪主の夫に渡すために美空も控え室へ連れて行こうとしたが、美空は夫の強い思いが入ってきてフラついてしまった
亡くなった女性は帰り道の歩道橋から落ちて亡くなったということだったが、陽子が気遣ってくれたので、美空は気持ちを入れ直して夫のいる控え室へ行くと、夫にバッグを渡した
夫は自分のバッグだと言って開けると、中に詰まっていた物は…
美空は不動産会社に就職するために就活していましたが、なかなか採用してもらえずにいますが、見た目にも控えめな性格みたいなので、営業活動しなければいけない不動産業界よりバイトしていた葬儀屋の方が合っている気がします
家族も美空に就活を焦らなくていいと言ってくれているので、その辺のことは周囲の人ももしかしたら分かっているのでしょうね
美空は生まれる直前に姉を亡くしていますが、どうやら霊感があるみたいでいろんな気配なんかを感じてしまうようなので、葬儀屋での仕事も大変そうです
久しぶりに頼まれた訳ありなお通夜でしたが、単なる参列者だと思って荷物を持ってあげた人が当人だったら、普通の人なら腰を抜かしてしまいますね
でも美空のおかげでどうやら夫は妻の想いを知ることができたみたいなので、妻の死にも向き合うことができそうです
突然の大事な人の死に直面すると、誰でも呆然としてしまいますが、その気持ちがずっと続いてしまってもその人自身も疲れ切ってしまいますし、そのことは当然亡くなってしまった人も望まないことでしょう
そういう意味でも葬儀というのは、亡くなった人のためでもありますが、亡くなった人の周囲の人のためでもあるんだと感じましたね
漆原が頼んできた葬儀の手伝いをする美空
美空は漆原のおかげで喪主は前向きな気持ちになれたのだとお礼をいうと、漆原はとりあえず喪主の気持ちを落ち着かせようとしただけで、里見が美空の持っているものに気づいたのでこうしただけだと言った
美空は漆原は自分を利用しただけかと思ってどういうことかと詰め寄ろうとしたが、そんな美空に静かにするように注意した漆原は、美空に興味が…
そして通夜が始まり美空は焼香の間、うとうとしながらやはりあのバッグを自分が受け取らなかったらダメだったのだと気づき、やっぱり漆原の言っていたことは…
美空たちは友引なのでゆったりしていると、そこに元漆原の部下だった椎名がやってきた
美空はクリスマスイブの夜に仕事が終わって椎名たちとささやかなパーティーをすることになったが、漆原は既に独立したことを教えてもらった
そんな美空は父親の友人でもある葬儀屋の社長に呼ばれると、漆原が引き受けた葬儀の手伝いを美空に頼んできたと言われてしまい…
そのことを陽子に話すと、一瞬陽子は驚いた表情を見せたが、すぐに誤魔化された感じで勉強になると励ましてくれた
椎名は美空とのイブの予定がダメになって愚痴っていると、そこに漆原がやってきて他のベテラン社員からも一目置かれている感じだった
漆原は美空に適任だからと何やら意味深なことを言って葬儀のある里見の寺へ連れて行くと、霊柩車がやってきて漆原がいなくなると美空は里見と話し始めた
里見は漆原は何も見えたりしないというと、美空のすぐそばに誰かがいることに気づき…
美空は訳あり葬儀だと覚悟を決めて棺を出迎えに行くと、その小ささに驚いてしまった
棺の前で漆原から長年闘病してきたことを聞いた美空は、里見がからっぽだと言ったのでどうして自分が気配を感じなかったワケを知った
美空が漆原の言葉を聞いて自分の覚悟をいうと、里見がいいコンビだと言っている間に遺族が寺にやってきた
悲嘆にくれる妻が喪主の夫に支えられて寺の中に入ってきたが、美空はそんな二人の後ろから女の子が駆けてくるのを見つけ…
その子は自分がどうなったのかまだよく理解していない様子だったが、そのことを美空は漆原に話すと、漆原はその子や遺族が受け入れるために式をやるのだと言った
そんなことを言った漆原は美空に女の子の対応を任せてしまい、それから美空は遺族の両親に挨拶をした
遺族たちはとりあえず控え室に向かったが、妻は棺から離れようとしなかった
漆原は喪主の夫と話をしに行くと、女の子は棺の前にずっといる妻に話しかけても気づいてもらえず、窓の外を見ていた
そんな女の子に、美空は近づいていき…
美空は久しぶりのバイトで不思議な体験をしましたが、そのおかげで遺族の夫だけでなく、亡くなってしまった妻も今の状況を受け入れられたみたいです
まだこれからという時にあんなことが起こってしまったら、誰でもその状況を受け入れられないのは当然ですが、いつまでも受け入れられずにいると気持ちが病んでしまいます
あんなこともあってか漆原は美空を指名して自分が引き受けた葬儀を手伝ってもらっていますが、漆原は口は確かにキツい言い方をしていますが、陽子たちが言っているように素はいい人っぽい感じです
美空が手伝っている葬儀は幼い女の子の葬儀でしたが、流石に長く闘病していたとはいえ母親が受け入れられないのは仕方がないでしょう
女の子もまだ状況をよく分かっていないみたいですが、恐らくそうだと思って漆原は美空を指名してきたのだろうと思います
それで美空は女の子の対応を任されてしまいましたが、いくら姿が見えるからと言っても、いきなり任されたら誰だって戸惑ってしまいますね
初めて姿を見ることができた姉にお礼をいう美空
美空は女の子に話しかけると、雪を見たそうだったので外へ連れ出した
はしゃいでいた女の子に美空はもうすぐ行かないといけないのだと伝えると、女の子は家に帰りたいと駄々をこねて泣き始めてしまった
漆原には失敗したと報告したが、漆原は母親の執着のせいもあるだろうと言って、ひとまず通夜をやることになった
それでも美空はうまくいかなかったことに責任を感じていたが、漆原は告別式もあると言ってくれて、里見も女の子が母親と一緒に家に帰らないように話し相手をしてくれることになった
それで女の子のことは里見に任せて美空たちも一旦は帰って休むことにしたが、帰宅した美空は祖母が姉の遺影の前にプリンをお供えして祈っていたので、担当した通夜の話をし始めた
祖母は美空の姉が亡くなって悲しくて泣きまくったと話してくれたが、自分たちの救いは美空だったと言い始め…
姉の存在を感じつつ美空は里見の寺へやってくると、女の子の相手をして疲れ果てた里見が爆睡していた
里見のおかげで少しづつ女の子は自分の状況を受け入れ始めていたが、美空は里見から女の子の対応をバトンタッチされてしまった
しばらく女の子を見ていた美空は、つい涙が溢れ出てきてしまったが、漆原に女の子はきっと姉が…
美空は初めて姿を見ることができた姉にお礼をいうと、あとは母親の執着をなんとかしなければいけなかった
しかし漆原は意味深なことを言って告別式が始まり、読経も終わりもうすぐ火葬場へ向かわなければいけなかったが、漆原は弔電を…
喪主である女の子の父親は、女の子の母親宛の弔電を用意していて、それを聞いた母親もようやく女の子の死を受け入れられたようだった
ようやく葬儀も終わり美空は漆原と車で戻っていたが、美空はまだ姉は天国に行けてないみたいだと言った
そんな美空に、漆原は何かのご褒美を用意していて…
美空は幼い子どもの葬儀を漆原と担当することになりましたが、誰が亡くなっても悲しいとはいえ、幼い子どもが亡くなってしまうのは本当に悲しいことです
周りの人でもそうですが、特に両親が子どもの死を受け入れるのはなかなかできなくても当然ですが、それでも乗り越えていかないと生きていくことはできません
葬儀というのは亡くなった人のためでもありますが、やはり関わった人が区切りをつけて前に進むためにあると言っても過言ではありません
今回は美空をずっと見守り続けてきた姉が助けてくれて、どうやら女の子の魂は天国へ行けたみたいですが、ずっと女の子の側にいた母親に対して弔電を用意していた父親もとってもいいお父さんであり、とっても妻思いの夫でした
漆原もいつも素っ気ない態度ですが、やっぱり色々と気配りしていて若くして葬祭ディレクターとして独立できているのも納得な感じでした
そんな漆原と美空の関係が、これからどうなっていくのかも気になってしまいますね
葬祭ディレクターを目指す決意をする美空
葬儀会社は忙しくなり、なぜか美空はいつも漆原と一緒の配置がされていた
それから美空は里見から姉が戻ってきていると教えられ、葬儀のバイトを頑張っていたが、この葬儀会社社員として働きたいという気持ちが強くなっていた
それで母親にそのことを話してみると、母親は反応は微妙で…
それで陽子に相談してみると、陽子は賛同してくれていると、話を聞いていた漆原は美空にディレクターをやるように言い始めた
美空は漆原からディレクターの仕事を教わることになったが、漆原が美空の家へ説得へ行くと、美空の両親は…
葬儀社の社員となった美空は、漆原の下で働いていたが、祖母が具体が悪くなって入院してしまった
そこに急に打ち合わせが入った仕事で、亡くなった人の家にやってきた美空は、ヤバい悲しみの感情を感じてしまい…
亡くなったのは若い女性で、遺族は女性の父親で母親とは離婚しているということだった
それから美空は漆原とご飯を食べに行くと、漆原は遺体の指が一本…
美空は女性の家で感じたことを漆原に話すと、漆原は病気で亡くなったとされていた女性の本当の死因を推測して話した
僧侶は里見に頼むことになり、漆原は翌日の大まかな仕事を話すと、納棺までに何かを探すと…
翌日も美空たちは女性の家にやってくると、美空は対面したがとても大柄な女性だった
それから美空は父親に遺影用の写真を受け取ったが、その写真を見た美空はあまりに遺体と違いすぎて驚いてしまい…
美空は漆原たちと写真と遺体が違いすぎる理由をあれこれ話していると、そこに里見がやってきた
しかし美空はなぜか漆原から里見と一緒に遺体にまた対面することを止められてしまったが、里見が遺体と対面して疲弊して帰ってしまった後、漆原は美空にどうして姉がいないのかと訊ねてきて…
美空は漆原に姉がいないと原因を話すと、漆原が電話で部屋の外に出たので、隣の遺体のある部屋に向かって壁に手を触れた
すると亡くなった奈緒の意思が現れ、自分の言葉がどうしても誰かに届かないと…
美空はこれまでずっと存在を感じていた姉の魂の姿を見ることもできたこともあって、バイトから正式に葬儀社の社員になって漆原の下で働き始めました
世の中就職した会社に合わずにすぐに辞めてしまう人も多いので、実際の働いていた職場でここならと感じることができる職場に出会えたのは良かったと思います
でもまた漆原には訳ありな葬儀が回されてきましたが、それだけ漆原が信頼されているということなんでしょう
とはいえやっぱり若い人が亡くなってしまうと、病気などなら仕方ないですが自殺や事故なんかだとどうしても余計に暗い気持ちになってしまいますね
亡くなった奈緒は、遺影の写真ともかなり違っていましたし、遺体の状態からもかなり精神的に追い込まれてしまったと推測できます
まだ詳細は分かっていませんが、美空は奈緒の魂に接触してその気持ちの一端を垣間見ています
それですぐにどうにかできる訳ではないですし、葬儀は家族のためにやるという側面も強いので、それが仮に亡くなった人の意思に沿わないとしても止められないでしょう
里見が奈緒の遺体と対面して、どうして憔悴してしまったのかも気になってしまいますが、まだまだ何か隠された謎がありそうなので、この後の展開がとても気になってしまいますね
漆原に奈緒の事情を教えてもらえず悔しさを感じてしまう美空
漆原は美空には奈緒のことを詳しく教えてくれず、指も見つかったというだけでそれ以上は教えてくれなかった
事情を教えてもらえない自分に悔しさを覚えつつも、美空は漆原の指示に従い入院中の祖母の病室へと向かった
祖母はひとまず元気そうだったので、美空は翌日葬儀場へとやってくると、漆原が作っていた奈緒の祭壇は奈緒の何かの姿を表しているかのようだった
それから奈緒の遺体は納棺されたが、その際に奈緒の父親は何かを入れた巾着袋を棺に入れ…
通夜のために里見がやってくると、美空は奈緒の事情を通夜の後で聞かせて欲しいと求めた
それから奈緒の通夜が執り行われたが、美空は奈緒の棺に寄り添うように立っている一人の男性が見え…
奈緒の通夜が終わると、美空は里見から棺の側に立っていた男性が奈緒と結婚前提で付き合っていた男性なのだと教えてくれた
しかしその男性にガンが見つかってしまったので、父親は奈緒とその男性との結婚に反対し…
男性の両親からも結婚はなかったことにされ、実家に戻ってきた奈緒に父親も立ち直らせようと迫ってしまった
それで心を閉ざしてしまった奈緒は、ある夜、自分の指を…
美空は父親が棺に入れたもののおかげで、二人はまた会えたというと、漆原は明日の葬儀は…
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