『この世は戦う価値がある』1〜2巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「この世は戦う価値がある」の簡単なあらすじと感想
会社でのパワハラモラハラや彼氏の浮気を見て絶望して自殺を図ろうとする紀理
紀理は人の役に立ちたいと思っていたが、会社では上司などからいいようにこき使われて文句まで言われ、パワハラやモラハラを受けていた
彼氏のヒロも自分勝手な野郎で、紀理に文句ばかり言っては金を借りたりしてきて、終電で帰ってもまた呼び出されてセックスさせられ、結局資料作りができなかった
それで会社で叱られた紀理は、ヒロの不倫現場も見てしまい、絶望して自殺をしようと思っていると、自分に届いていた何かを見て涙が溢れ出てしまい…
紀理はMarkⅡになって会社に姿を現すと、これまでパワハラしていた上司たちをボロクソに言って会社を去っていった
そして帰り道でバットを購入した紀理は、不倫していたヒロをバットで…
紀理はヒロに何かを見せて貸していた金を回収すると、帰宅して部屋の壁に貼っていた貸し借り表の一つを消した
新しい部屋に移り住んでいた紀理は、それから溜め込んでいたやりたいことを一つ一つ実行し始めた
昼のみした紀理は、釣りをしていたオッサンに声をかけていると、そこに辞めた会社の畑中が書類を持ってきた
紀理は畑中やオッサンに、自分は今決算中なんだと話していると、そこにオッサンを連れ戻しにキレた女の子がやってきたが、そんな二人の姿を見ていた紀理は何か過去を思い出し…
翌日、紀理にオッサンを連れ戻しに来た女の子が声をかけてきて、夕香と名乗ると紀理がやっていることを聞いて大笑いした
紀理は夕香の家に行くと、オッサンがいなくなっていたので、夕香に泣きつかれたこともあって一緒にオッサンを探していた
すると海岸で、オッサンの奥さんの遺影と位牌を持ったオッサンを見つけ…
紀理は夕香からオッサンの奥さんがひき逃げされたことを聞くと、自分の病死した弟の話をして、ひき逃げ犯を捕まえてヤってやると言い出した
犯人捜査をしつつ紀理はまずは学生時代の借りを返すことにして、旧友たちを見つけては借りを返していった
そして最後の一人の悪ガキでいつも紀理がケンカしていた西野になると、レアカードを返して帰ろうとしていた紀理に、西野は紀理は変わったんじゃなく、昔に…
西野は昼のみしていた紀理に会いに来て話していると、そこに元上司が現れた
説教し始めた元上司に紀理はパワハラモラハラされていたと言い返すと、何かを見せて今まで自分を殺していたと言って…
紀理は会社で上司たちにいいようにこき使われていて、完全にパワハラやモラハラを受けていました
でもやっぱりまだ下っ端だと言い返せないというのは多くの人が経験していることで、そんなだから会社を辞めたり最悪自殺してしまう人も出てしまっているのが現実です
紀理も自殺を図ろうとしていましたが、何かを見つけたことで自分に溜まっていたことを精算すると決意して生きていくことに決めたようです
紀理が今やっていることが正しいのかは分かりませんが、あまり気持ちを溜め込みすぎると心身が壊れてしまうので、やはり何かの形で誰もが精算することは必要でしょうね
紀理は裏切っていたヒロもボロクソにして、自分の借りていたものは返していっています
そんな中で偶然知り合った夕香の母親を轢いた犯人捜しもすることに決めてしまいましたが、そういったことも今の紀理には生きる原動力になっているみたいです
紀理も弟がどうやら病気で亡くなってしまった過去があるみたいですが、それがきっかけでどうやら自分の気持ちを抑えてしまっていたようです
西野の話からすると元々はハチャメチャな子だったみたいなので、今の紀理が素みたいですが、そんな紀理がこれからどんなことをやっていくのかを見守っていきたいですね
2巻 小学校時代の担任の安藤が家族を犠牲にして自分を助けていたと知って愕然としてしまう紀理
紀理はまだ働いていた頃に気になっていた島が見える部屋を探していたが、頼んでいた不動産屋のオーナーの娘の桜と酒屋でバッタリ会った
桜は先日バットを持っていたので思いっきり警戒していたが、つい紀理を島にある神社に案内すると言ってしまった
神社にやってくるとなんと紀理はお酒を開けて、それを桜に…
紀理はギャンブルを全制覇するためパチ屋に来てスっていると、そこに変な男が声をかけてきた
それからもパチで金をスってしまった紀理は、またさっきの男に男が声をかけてきて岳だと名乗った
紀理は一緒に行こうという岳にイヤだと言っていると、岳はなんだファンションな奴かと挑発して来たので…
競馬で大きな一発を当てた紀理は、また岳に挑発されて飲みに行くことになった
すると岳はなんと演劇の脚本家だと判明し、飲み始めると岳は演劇でも役者が自分のセリフをグチャグチャにしやがると語り始めた
岳は人がどんなことをするのかを観察していると話して店を出ると、二人で黙って歩いていると紀理はオッサンにぶつかられそうになったが、それを助けてくれた紀理は岳におしりを…
紀理は夕香の家でスイカを食べた後でお酒を注いでもらうと、つい幼い頃の母親との記憶を思い出した
その頃、保険屋で働いていた西野は、担当している契約者が事故ったが、上司からは詐欺だと言われてしまった
それから西野は被害者の家族や契約者からも責められてしまい暗い気持ちになっていたが、そんな西野を上司はご飯に誘ってきた
西野は小学校の時に紀理を励まそうとしてうまくいかなかったことを思い出しながら、自分は誰かの不幸を受け止められないと涙ながして嘆き始めた
そんな西野に、上司は人のことを受け止める器はちゃんとあると…
紀理は幼い頃に幼い弟の純の容体が急変してしまったが、電車代もなく歩いて病院へ向かおうとしていると、そこに担任の安藤が声をかけて来てくれて、電車代とコーヒーを奢ってくれた
そのことを忘れていなかった紀理は、西野と一緒に安藤の家に行くと、安藤はご近所の人たちからも慕われていた
しかし安藤の家の前までやってくると、そこに安藤の息子が家から出てきたが、安藤との仲はあまり良くない感じで…
それから紀理は安藤に恩を返しに来たことを話していると、また息子がやってきて安藤に母親を解放しろと迫ってきた
それで紀理はあんまりだと息子に言うと、息子は安藤は自分たちを犠牲にして人を助けてきたと言い始めた
そして息子は自分の母親が倒れた日のことを話し始めたが、なんとその日は紀理の弟の容体が急変した日で…
落ち込んでいた紀理だったが、あるラジオ番組を聞いた紀理は意を決してまた安藤の家に行った
そして紀理は安藤に、良いことや面倒なことにも向き合わないといけないと気づかせてくれたとお礼を言ったが、安藤にはあることを言って安藤の書いた本を置いて去っていってしまった
それからも暗い気持ちになっていた紀理だったが、なんと西野は安藤からの手紙を受け取っていて…
紀理は次の目標の父親の知人を探すために、なぜかガールズバーに体験入店していた
そしてある心臓移植を受けた男性は、手術前後で自分の世界が色々変わったと上機嫌で語っていて…
今回は人助けに関するお話が中心でしたが、人助けをすることはいいことですが、やればそれでいいという訳ではないということを考えさせられる内容でした
安藤は紀理だけでなくご近所の人からも慕われていたので、恐らくたくさんの人助けをしていたはずですが、どうやら家庭を蔑ろにしていたようです
まだ妻は安藤のやっていることに理解をしていた感じでしたが、その安藤の妻も倒れてしまって、そんなことになっても人助けしていた安藤のやっていることが、息子には受け入れられないことだったようです
確かに人助けをすることはいいことですが、自分や自分の周りの人まで犠牲にしてやっていいかと言うと、そうではないでしょう
まだ安藤だけで済めば本人次第ですが、やはり誰かを犠牲にした人助けは、本当の意味での人助けとは言えないと思いました
どうやら紀理の言葉で安藤は自分が家族に向き合ってこなかったと気づき、自分なりの答えを出したようですが、安藤の出した答えは少し残念な気がしました
紀理は偶然ギャンブル中に知り合った岳があまりに自由な感じだったので、まだ自分が色々自分で縛っていると感じていました
また岳はその内紀理に色々と関わって来そうな気がしましたが、西野に見せていた笑顔がいつも見られるようになったらいいですね
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