『降り積もれ孤独な死よ』6〜8空巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「降り積もれ孤独な死よ」の簡単なあらすじ
6巻 十三が暮らす子どもに異常に執着のある集落の儀式に参加するひかり
仁は地下室へとやってきたが、既に蒼佑は無残な姿となっていた
現場に残されていた動画には、鈴木の他にあの顔に瑕がある男も写っていて、利用していただけの鈴木に何かの言葉をつぶやいていた
そして仁は上司に辞表を出すと、部屋に引きこもっているだけでなく、憂さ晴らしにDV親をボコろうとしていたが何かを見つけ…
花音に仁は犯人を捕まえるというと、花音は仁に十三の診断書を見せ、十三の日記を渡して十三の過去に謎の答えがあると言った
1975年に遡り、ある町の古びた映画館でひかりは受付の仕事をしながら何か大事件は起きないかと思っていた
するとそこに、どう見てもまだ未成年なのに、大人のチケットで入ろうとしてきた怪しげな青年が現れ…
ひかりは町で子どもが失踪したので、警官をしていた祖父の手伝いで失踪してしまった子を捜していた
他にも行方不明の事件があることを知ったひかりは、あの青年に何かあるかもと思って後を尾けていたが、あっけなくバレてしまった
それから山の中を彷徨っていたひかりは、顔に瑕のある地蔵を見つけ…
ひかりは青年から観たい映画の話を聞くと、それから顔に瑕のある男を探しに出かけた
ある集落にいると聞いたひかりだったが、教えてくれた男の話ではその集落は何やらワケありっぽかった
ひかりはその集落へ向かい始めたが、その集落へとやってくるとそこにはなんとリッカの…
ひかりは文吾から、あの青年が文吾の息子で十三という名前だと教えてもらった
文吾の屋敷に立ち寄ったひかりは、それから十三を捜して山の中に入ると、洞窟を見つけそこに落ちていたぬいぐるみを拾い上げていると、そこに顔に瑕のある男が…
十三や文吾も現れ、ひかりは文吾から集落の祭礼の儀式に誘われたが、もう一人顔に瑕のある男がいることを知った
やはりこの集落には何かがあるのだと思っていたひかりは、集落の儀式に参加すると、なんと儀式では雄牛の玉玉を…
ひかりはそれから出された食事を食べながら、この集落では子どもに執着があると感じていた
もしかして攫った子どもを生贄にでもしているのかと思っていたが、近くで騒いでいた子どもの顔を見たひかりは、その子の顔には見覚えがあり…
蒼佑は顔に瑕のある男に殺されてしまいましたが、どうして蒼佑は男に殺されなければならなかったのでしょうか
花音は十三の日記から、十三の過去にその謎を解く鍵があると言っていましたが、これからその過去が明らかになってくるようです
仁は蒼佑を失ってまたDV親を懲らしめて憂さ晴らしをしようとしていましたが、蒼佑が残していた言葉を聞いて思いとどまっていました
仁もそんなことをしても何の解決にはならないと分かっていたとは思いますが、なかなかそれを一人では解決できないものですが、蒼佑の言葉や花音も寄り添ってくれているので、仁の気持ちはどうやら事件の解決のほうに向かっていくことができたようです
十三の過去のお話に移りましたが、ある町で起きた惨劇に十三はやはり関わっていたようです
その町で子どもたちの失踪に関心を持ってしまったひかりが、ある集落の儀式に参加していましたが、あることに気づいてしまいました
十三の父親の文吾はひかりに親切に接してはいましたが、時折ヤバい表情をしていたので、何かをやっている感じでした
あることに気づいてしまったひかりも、もう集落からは出してはもらえないかもしれませんが、これからどんなことが起こってしまったのかもとても気になってしまいますね
7巻 集落で顔に疵のある男に襲われ警察署に戻る途中で七生に消されてしまうひかりの祖父
ひかりは他の子どもたちを見ても失踪した子どもたちに激似だったが、なぜか子どもたちはそこでの生活を受け入れている様子だった
それでひかりは十三に何の目的でこんなことをしているのか訊ねてみると、十三はキレ気味に自分たちの一族は呪われているとしか言ってくれなかった
それからひかりは帰宅して警官の祖父に集落のことを話しても、最初は祖父は信じてくれなかった
しかしひかりはある証拠を手に入れていたので、祖父は一応それを調べてくれることになった
映画館の前にコッソリ来ていた十三と映画を見たひかりだったが、ひかりが持ち帰っていた証拠で文吾たちはクロだと判明した
しかし適法な証拠を見つけなければならなかったので、ひかりの祖父は七生と一緒に集落へと向かった
ひかりの祖父は集落で失踪した子どもがいるのを確認し、ひかりが言っていた怪しい山の洞窟へ向かうと、そこでヤバいものを見つけてしまった
そこでひかりの祖父は疵面の男に襲われてしまったので、一旦七生と応援を呼ぶため警察署に戻り始めた
しかし車を運転していた七生は、これからひかりの祖父がどうなるかの設定を話すと、急ハンドルを切って電柱に…
祖父の葬儀を終えたひかりは、七生が退職して姿を消してしまっていることに驚いてしまった
そして事故現場で事故じゃないことを確認していたひかりの前に十三が現れたので、ひかりはこの件に関わっているのかと迫った
すると十三は、このままだとひかりも消さないといけなくなると言って首を突っ込むなと言ったので、そんな十三にひかりは…
十三は帰宅すると文吾にもうひかりとは関わらないと伝えると、文吾は十三に大人になる儀式をやらせることにした
文吾たちは役目を終えたとされる女の子を連れて山の洞窟へと行くと、そこで十三にその女の子を…
ひかりは村を出ていき月日が経ったある日、十三は顔に疵がある男の住んでいた小屋へとやってきた
十三は小屋にあった物を見ていると、何かを発見して愕然としてしまい…
段々、昔惨劇があった村で起こったことが明らかになってきていますが、村のある集落では攫われた子どもたちが大人しく従って生活していました
どうして文吾たちに従っていたのかはまだよくわかりませんが、恐らく洗脳が何かをされていたのでしょう
ひかりは集落にいた子どもたちが失踪した子どもたちだと知って、警官だった祖父に伝えましたが、そのことを調査していた祖父は消されてしまいました
どうやら十三がいた一族は、かなり国家権力の中にも浸透しているみたいでしたが、どうしてそんなことが可能だったのかはまだ全く分かっていません
そんな相手に仁は立ち向かっていこうとしていますが、かなりヤバい相手で勝てるのか心配です
十三はひかりとは決別して村のヤバい儀式をやっていましたが、その後に何かを知ってしまって、さらに変わってしまったようです
見たところ十三は根は優しい性格を持っている感じでしたが、どんなことを知って精神が歪んでしまったのか気になってしまいます
これから十三の過去がさらに判明してきそうですが、それがこれから仁たちの行動にどう繋がってくるのかにも注目したいですね
8巻 リッカの重鎮だった八重たちを始末する十三
十三は、血まみれの腕時計を見てひかりがどうなってしまったのか気づくと、秀二に文吾の命令だったのか確認した
そして十三は家に戻ってくると、文吾にどうして約束を破ったのかと銃口を向けながらどうして約束を破ったのかと迫った
しかし文吾は約束を破ったのは十三が先だと言いつつ、あの男の血を引いていると言って失敗作だとほざき始めたので、十三は引き金を…
十三は文吾と襲ってきた奴らを倒して屋敷の外に出ると、なんと秀二が十三と仲直りしたいからと言って村民をぶっ殺していた
それで十三は亡くなった人たちのための墓碑銘を作ると、自分もいつかはそっち側へ行くと言いつつ、ある決意を胸に秀二に銃口を咥えさせ…
仁は蒼佑の葬儀を終えると、花音がデートに誘ってくれた
そのことを仁は五味に話すと、五味は顔に瑕がある男と鈴木が海外に飛んだことを教えてくれた
それから五味は仁の辞表はまだ相川が預かっているというと、警察の中に奴らの仲間が…
クラブのママの八重は、大物とのなぜかつながりがあったが、それはリッカ繋がりだったからだった
八重はなんとしても裏切り者の十三を始末しないといけないとキレていたが、誰かが用意していた自分の誕生日を祝うケーキに火をつけると、部屋に飛んでいたバルーンの中にはヤバいものが…
七生は秀二の贋作ビジネスで儲けた金を持って、リッカの上の人物も始末した十三から逃げていた
潜伏先でも怪しまれ別の場所を探している最中に、七生はトイレに入るとそこに十三が現れた
七生は自分が作った偽鑑定書ではなく、ひかりは本物を手に入れてしまったから始末したというと、十三をやるつもりだったが…
七生を始末して全てリッカの奴らをぶっ殺したと思っていた十三は、最後に自分も始末するつもりだった
しかし何者かが七生が持っていた金と、復讐はまだだと書かれた手紙とともに、誰かの写真が…
ようやく過去の惨劇がどのようなものだったが明らかになり、十三がひかりを死に追いやったリッカの奴らを始末していたことが判明しました
十三はそれだけひかりのことが好きだったのだと思いますが、十三をやっていたことは本当にひかりが喜ぶことだったかというとそうではないでしょうね
でも十三に復讐が終わっていないことが書かれた手紙を書いた人物が暗躍しているみたいなので、まだ正体の分からない奴らが暗躍している感じでした
それに顔に瑕がある男が海外で誰かの鑑定書を見ていましたが、その内容からすると仁と花音の関係がこのまま続くかというと、そうでないかもしれません
次は海外でのお話に移るみたいですが、それと同時に仁と過去に起こったことのつながりがさらに明らかになってきそうです
どういう展開になるのかはまだ分かりませんが、これからさらに十三の過去も明らかになってくるみたいなのでとても楽しみですね
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