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「そんな家族なら捨てちゃえば?」 7〜9巻(単行本) ~部屋に連れ込んだ和美に家族を捨てて関係を迫る荻野 のネタバレ・感想、無料試し読み紹介します!

『そんな家族なら捨てちゃえば?』7〜9巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました

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「そんな家族なら捨てちゃえば?」の簡単なあらすじと感想

7巻 和美を部屋に連れ込み家族を捨てるように要求する荻野

真木のカウンセリングを受けた後の荻野は、何やら熱血教師になっていた

それで沙耶子は令太郎に、自分たちはこの思考法で嫌いなものを克服できるようになったと力説していた

そんな沙耶子に令太郎は真木の洗脳だと気づかせると、和美の話を聞いてあげて助けてあげて欲しいと頼み…

それで沙耶子は和美と会って話を聞いてあげていると、沙耶子は真木が自分たちにだけ答えを教えていたことに気づいた

そして沙耶子は和美に、荻野のメンタル不調は誰かが原因となっているというと、和美にその人物は…

それから沙耶子は真木に自分たちは利用されていたのだと話していると、そこに和美に荻野から会って話したいと電話がかかってきた

それで和美は沙耶子に近くにいてもらって、やってきた荻野と話し始めたが、荻野は自分はカウンセリングでいろいろ克服できたと言いつつも、結局食べてしまった嫌いなフルーツを克服できておらず、トイレに駆け込んでしまった

戻ってきた荻野は、今度こそ自分の心が変わった証明をするというと、和美に自分の部屋に…

沙耶子は自分が立てた和美と荻野の共謀関係の推理の内容を、令太郎にメッセで送っていた

しかし令太郎はそれを否定していたが、その頃、和美を自分の部屋に連れ込んでいた荻野は、和美に和美が破いた家族写真のことを話し始めた

そして荻野は亡くなってしまった姉との写真を破り捨てると、和美に自分と新しい関係を作ろうと迫り始め…

沙耶子は和美には令太郎のクイズは解けないので、解ける自分が相応しいと思いつつ和美が荻野の部屋に行ってしまったことをバラし始めた

それでも和美は裏切ったりしないという令太郎に、沙耶子は令太郎の出した難解なクイズを正攻法で解いた人はいないハズだと聞くと、令太郎は一人だけいたと言いだし…

沙耶子は道を歩いていると、そこに和美の番号から電話がかかってきた

その頃、和美は荻野に押し倒されていたが、家族を捨てるように求める荻野に、和美は家族は捨てないと拒んでいた

すると荻野は、一花のことは自分に任せて欲しいと言いながら、近くにあったナイフを手に取りリスカしたかったのだろうというと、それを和美が拒むと…

令太郎は学校を辞めて入院していた荻野の病室へやってくると、荻野が回収し損ねたアンケートの用紙を取り出した

すると荻野は和美と共謀してやったのだというと、沙耶子からその用紙を受け取ったハズだと言った

しかし令太郎は、どういう経緯でその用紙が自分の所へやってきたのかを話ながらそれを否定し…

和美の実家にいた一花の所へ、友達がやってきていた

友達は荻野がいなくなってクラスが荒れているというと、なんと光がイジメっ子に…

真木のカウンセリングを受けた荻野は、完全にぶっ壊れてしまっていましたが、そんな荻野に和美は関係を迫られてしまっていました
荻野と一緒にカウンセリングを受けた沙耶子も、かなり荻野と一緒で自分中心の考えに染まってしまって令太郎に和美が裏切っていると訴えさせていましたが、そんなことにしてしまった真木のカウンセリングやヤバいと感じてしまいましたね

和美はこれまで自分で決めることが出来ない性格を見せていましたが、やはり一花のことはちゃんと考えていたようです
令太郎はそれを知っていたので、あれだけ沙耶子に言われても和美を信頼していたのでしょうね

荻野はそんな和美に頑として拒否されてしまって、とうとう教師も辞めてしまいましたが、令太郎が病室にやってきたときもまだ和美のことを諦めてはいない様子でした
そんな荻野の気持ちも、病室にやってきた令太郎がアンケート用紙のことを話して完全否定していましたが、真木がその後にやってきて荻野にトドメを刺していた感じだったので、真木は本当に恐ろしい人でしたね

荻野は表面的にはいい教師だったので、クラスはそれなりにまとまってる感じでしたが、担任が変わってクラスは荒れ始めているようです
でも光がかなりヤバい状況になっているみたいですが、それを知った一花がどんな行動を取るのかも気になってしまいますね

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8巻 荻野の洗脳話をしてきた熊沢の意図を見抜く令太郎

沙耶子は橋の上を歩いていた令太郎に話しかけてきて、令太郎が和美を信用すると言ったので、自分が負けたと言った

それで沙耶子は自分に何か言うことをきかせていいと言ったので、それで令太郎は沙耶子に和美と…

令太郎は帰宅して寝室で和美に話しかけてみると、和美は令太郎のベッドに入ってきて、一花が学校に行く気になっているから、良い方向に向かっていると令太郎の手を握りながらに言った

翌日、荻野の後輩で荻野の代わりに一花たちのクラスを担当することになった熊沢は、荻野に頼まれ本を取りに荻野の部屋に来ていた

荻野の部屋はヤバいことが起きたときそのままで、本を見つけた熊沢は荻野が自分に何かをやって欲しいと思い込んでしまい…

一花のクラスでは、荻野の洗脳事件と傘おばさんの噂が流れていたが、それを聞いた熊沢は真木に相談室へ来るように求められた

真木はやってきた熊沢に、一花が演劇のシナリオの件で不参加になったこともあるので気に掛けるように頼むと、荻野と和美に不倫疑惑があったことを話した

その頃、一花の友達の一人は傘おばさんの噂話をしていたが、その話を聞いた熊沢はその話を聞かせて欲しいと求めた

その話を聞いてから熊沢と一花の友達たちはコンビニに行くと、怪しげなおばさんが一花の友達の傘を盗ろうとし始めた

おばさんは訳の分からない理由を言いながら傘を持ち帰ろうとしたが、それを熊沢が阻止していると、その場を去ろうとしていたおばさんにそこに現れた令太郎は話を聞き始め…

一花の友達が劇のことで令太郎に謝ったので、熊沢は令太郎と話をすることにした

荻野の洗脳話をし始めた熊沢だったが、令太郎は熊沢に噂話を詳しく話すように求め、熊沢が話した要約話との相違点を指摘しながら、熊沢と荻野の関係を見破ってしまった

そして令太郎は、荻野と近しい誰かが自分たちに接触してくると予想していたというと、熊沢は自分たちを…

一花は久しぶりに学校へ向かい始めると、駅で友達が一花を迎えにきていた

電車の中では子どもにずっと同じ事を怒っている母親を見て、友達は真木みたいなカウンセラーになりたいと話し始めた

それから一花たちは教室へやってきたHRが始まったが、夜になって令太郎のスマホに熊沢から電話がかかってきて、なんと一花が…

やはり沙耶子は令太郎を狙っているみたいですが、恐らく令太郎はそんな沙耶子の意図はもう見抜いているでしょう
そんな令太郎は和美が裏切っていなかったので、これからも和美との関係を修復していくつもりのようです
和美は前のような拒絶はしなくなりましたが、やはり情緒不安定で思い込みは激しいので、前のように戻らないとは言えないでしょうね

一花は光のことを友達から聞いて、学校へ行くことにしたようですが、学校では荻野の洗脳の噂が流れているようです
その辺は沙耶子が裏で動いている影響もあるみたいですが、その内令太郎はそれも見つけ出してしまいそうな気がします

学校では荻野の後輩の熊沢が一花たちのクラスを代わりに受け持つようになったようですが、どうやら熊沢は荻野に特別な気持ちを持っているようです
熊沢は荻野の噂話を一花の友達たちや真木から聞き込んでいるみたいですが、偶然会った令太郎は早速そんな熊沢の意図を見抜いてしまいました

それで熊沢はこれから令太郎を警戒してくると思いますが、早速学校では久しぶりに登校してきた一花が何かをやったと熊沢が連絡してきています
それが熊沢が仕組んで起こってしまった可能性も否定できませんが、まだどんなことがどんな理由で起きてしまったのかは不明なので、これからどういう展開になっていくのかが気になってしまいますね

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9巻 色仕掛けをしてきた大野の言葉で姉に言われたことを思い出してしまう熊沢

一花は光と掃除当番の作業をしようとしていたが、美海にカーテンを閉めてと頼まれた

大野は黒板に書かれた文字を消していたが、美海が日直の日誌を書いている最中に、花瓶が割れる音と一花が光に何かをしてしまい…

熊沢は美海と大野の話を聞いてから、怪我したという光を追いかけた

確かに光は頬に切り傷があったが、光は自分が今黙っている理由と顔の傷は一花のこととは関係ないと言っただけだった

それから熊沢は学校に戻ってきて大野に話を聞こうとしていると、そこに副校長がやってきてしまった

既に熊沢は大野の主張に疑問を持っていたが、熊沢は副校長に保護者に説明するように要求されたので、ひとまず令太郎に電話をかけた

詳細を電話では話せない熊沢に、令太郎は意味深なことを言ったが、熊沢との電話を終えてから和美に一花のことを簡単に聞いてから、学校へと向かった

学校へとやってくると沙耶子も来ていて、熊沢には令太郎の家にはDVがあると主張して謝罪も求めてきた

令太郎はひとまず事実が分かってからだと言って、窓際に落ちていた花瓶の破片を見つけると、その時の状況を確認しながら関係者たちの証言との矛盾点を見つけ出した

しかし沙耶子は熊沢に、令太郎に思考を誘導されていると…

沙耶子が去っていくと令太郎は熊沢に、どちらかが悪いと決めつけなかった態度にお礼を言った

熊沢も色々と矛盾点に気づいていたので、令太郎にはまずは大野に話を聞くと言っていたが、その頃、一花は和美に何があったのか話すように求められていた

一花は光にイジメられているのかと訊ねていて、光は相手にするのが面倒で黙っていると答えたので、それで一花は光のどこかを殴ってしまい…

熊沢は大野を相談室へと連れて行くと、事件のあった時の状況を確認し始めた

花瓶の破片のことや光の頬の切り傷のことと大野の主張と矛盾点を指摘すると、突然大野は正体を表し始め、熊沢は状況に応じて男と女を使い分けていると言い始めた

そして大野は熊沢に色仕掛けをしてきたが、そんな大野に熊沢は…

熊沢はキレた大野に言われたことは、以前姉にも言われていた言葉だった

そして令太郎や姉からはある忠告をされていた熊沢だったが、それでも大野が許せなかったので、大野がやったことを一花になすりつけているだけだと言ってしまった

するとまた大野は態度を一変させ、熊沢は一花を贔屓していると…

大野が流した噂のせいで、登校してきた一花は男子生徒たちからイジメられていた

その様子を見つけた光はキレてしまったので、熊沢が駆けつけてくると、男子生徒は前原と田村にやっつけられていた

光はようやく一花が巻き込まれてしまったことで謝ってきたので、一花はそれでようやく光に殴ったことを謝り…

大野は真木のいる大学へやってくると、事件のことを話し始めた

真木は大野を助けたいと言いつつ大野の言い分を聞いていると、何かを言って素直に謝るように言い出した

一瞬呆気にとられた大野は、真木がもう一度同じことを言っても、とりあえずのポーズでもやった方がいいと主張していたので、真木は…

令太郎がいつものように帰宅していると、橋の上で沙耶子が待っていた

沙耶子は一花が謝ったことの理由を勘違いしている様子だったが、令太郎には自分への借りがあると言いながら、荻野と和美の悪い噂を洗脳話にしたのは自分だと言い出し…

沙耶子は令太郎に事件のことへの謝罪と和美と別れるように要求していると、そこに熊沢から電話がかかってきた

熊沢から事件のことを聞いても信じられない沙耶子は、それでも令太郎にはまだ意見を変えるつもりはないと言い張っていた

大野はいつものように一花を迎えに行って、真木のところへ一緒に行こうと誘っていたが、なぜか学校へ来た一花はクラスメートたちに消しゴム泥棒扱いされてしまった

そんな一花を助けて屋上へ連れてきた光は、自分がいない方が親のためになると言い出した一花に、光は自分と新しい何かを作ろうと言い始め…

一花は光を殴ったことでかなり大事になっていますが、当の一花と光の間ではそんなに大きな問題ではないようです
かなり大野の事実と違った証言と、美海が肝心なことを黙っていることもあって、せっかく学校へ登校するようになった一花もイジメの対象になってしまっています

熊沢は最初は荻野とつながりのある教師だったので、同じように変な教師かと思っていましたが、ちゃんと特定の生徒に肩入れせずに客観的に状況を見ようとしているので、根は真面目な人のようです
それは令太郎も気づいていてお礼を言っていましたが、熊沢はどうやら姉のことで同じような問題を引きずっているようです

何があったのかは分かりませんが、熊沢の姉と大野は似た性格だったようなので、余計に大野に対しては色仕掛けをされて軽蔑した態度を見せていました
大野は真木のようなカウンセラーになりたいと思っているので、真木に相談に行っていましたが、真木もすぐに人のことを見抜く人なので、大野がやっていることにも気づいたみたいです

大野は真木の言っていることもまともに受け取らずにまだ色々謀略を仕掛けているようですが、一花はそんな状況も理解している上でかなり自暴自棄な考えに陥ってしまっているようです
光も最後にとんでもないことを言い出していましたが、沙耶子も大野と一緒で色々人を誘導しようとする親なので、光も頼りにならないと感じているのでしょう

令太郎はもう状況が大分判ってきているので、一花たちのために動き出すと思いますが、一花たちが極端なことに走り出す前になんとかして欲しいですね

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