『お父さんが早く死にますように。』6~10巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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目次
「お父さんが早く死にますように。」6~10巻の簡単なあらすじ
自分は幸せになれないと思ってしまうあすか
あすかは小さい頃、母親にいい子でいれば愛される存在になれるなれると言われていた
その時の夢を見たあすかは、目を覚ますと現実は辛いだけだと思ってしまった
あすかはピルが少なくなっていたので父親に報告すると、父親は病院に予約するように言って会社に出かけていった
幸せになるにはどうすればよかったのかと思ったあすかは、ふとお隣のおばさんから自分のやりたいことをやるのも大事だと言われたときのことを思いだした
その時、蛍はアリの行進を見ていたので、あすかはみんなのために働くことで幸せを感じられるはずだと蛍に話した
そんなあすかの話を聞いていた蛍は、自分はやりたいことだけやれたらいいと言いながら…
あすかは自分が愛されたくてずっと頑張ってきたのだと思ったが、どんなに頑張っても幸せなんかになれないのだと思ってしまった
それであすかは急に笑い始めると…
あすかに何か怖いものを感じてしまう蛍
蛍が帰宅するとあすかが出迎えてくれたが、蛍はあすかが何か別人のような感じがしてしまった
それで朝のことを謝ると、あすかは今度蛍が好きな食べ物を作ってあげると言った
翌朝、あすかは父親とピルをもらいに病院に向かおうとしていたので、蛍は自分も行くと言った
すると留守番をするように言ったあすかを見た蛍は、またあすかに何か怖いものを感じてしまった
蛍が留守番をしていると、そこに田牧がやってきた
それで蛍はあすかの様子が何かおかしかったというと、田牧にあすかのことが好きかと訊ねた
田牧は焦りながら嫌いじゃないと答えると、蛍にまたライブに誘うというと蛍はとても喜んでくれた
そして田牧は帰り始めると、蛍と一緒にいるあすかを見かけて好きになったことを思い出した
父親を刺してしまうあすか
病院でピルをもらったあすかは父親と一緒に帰っていると、父親はピルがなくなりそうならもっと早くいうように注意した
するとあすかは急に、中学時代に交番から連れ戻されてDVされたことを話し始めた
そしてあすかはバッグから包丁を取り出すと、自分は父親の単なるおもちゃだったと言いだした
父親は焦りながらあすかには不自由させていないと言って、自分に反抗的なあすかに落胆している様子だった
そんな父親を見たあすかは持っていた包丁を自分に向けると、誰も愛してくれないと言って…
父親はそんなあすかを止めようとして揉み合いになると、2人は階段から落ちてしまった!!
そしてあすかは自分の手元を見ると…
なんと父親の腹を刺していた!!!
父親はさらに階段から転げ落ちてしまうと、それに気づいた人たちが集まってきた
あすかは放心状態になっていたが、そこに田牧が現場にやってきて…
父親を殺してしまう蛍
父親はすぐに病院に運び込まれたが、意識不明の重体だった
そこに弁護士の笹崎がやってきて、蛍にあすかのことを訊ね始めた
病院に来る前に笹崎はあすかに面会していたが、あすかは早く死なせてくれとしか言わなかった
あすかは家裁で保護観察処分を受け、蛍と一緒に施設で暮らすことに決まった
笹崎は蛍に会いに行くと、蛍は最後に父親に会いに行きたいと言った
それで笹崎は蛍を連れて父親の病室に行ったが、まだ父親は意識が戻っていなかった
蛍は自分たちにDVしてきた父親なんて死ねばいいと言い始めたので、笹崎はどんなクソな奴でも更生する機会は与えないといけないと話した
それから蛍は帰り際に笹崎にトイレに行くとウソをつくと、そのまま父親の病室へと向かった
そして蛍は自分があすかとの約束を果たそうと思いながら、父親につけられていた人工呼吸器を…
香奈枝たちに優しくされて泣いてしまうあすか
あすかは死んでしまった父親の骨を拾いながら、自分が殺してしまったのだと思っていた
それからあすかと蛍は児童養護施設に行くと、蛍はうまく父親が死んでくれたと言った
あすかは施設で年長の香奈枝と同じ部屋になったが、香奈枝はここでは虐待を受けた子なんて普通だと言った
あすかは他の子たちからボール遊びに誘われたが、施設のおばさんは急がずにその気になったらやればいいのだと言ってくれた
夜になると香奈枝があすかにコーヒーを淹れてくれて、自分もDVで死にそうな目に遭ったと話してくれて、あすかが死にたいと思うのも虐待のせいだと言ってくれた
そこに施設のおばさんが香奈枝が作った料理を持ってきてくれて、それを食べるととてもおいしかった
それであすかは自分がこれまで父親のDVから逃れたくて必死に生きていたのだと気づくと、思わず自分は優しくされるような人間じゃないと言って泣き出してしまった
父親を殺したことを嬉しそうに話す蛍
それであすかは、気持ちが少し前向きになることが出来た
それでもまだDV野郎な父親がいなくなった喪失感が残っていたあすかだったが、香奈枝たちと向き合って生きていくにはあることをしなければならないと思っていた
ある決意をしたあすかは、蛍に父親を殺したのか訊ねようとしたが、やはりできなかった
するとそこに田牧がやってきたので、蛍は気を利かせてあすかとふたりきりにしてあげた
田牧はあすかに何も助けられなかったと謝ってきたので、あすかは父親を刺すのを見せてしまったと謝り返した
田牧が帰っていくと、あすかは蛍にとうとう父親を殺したのかと訊ねた
すると蛍はあすかが父親を仕留めきれなかったのでやったのだと言いだし、あすかも自殺するフリをして殺すつもりだったハズだと言った
蛍はあまりに嬉しそうに父親を殺せたと言ったので、あすかは蛍は自分のために父親を殺したのだと思った
それで蛍に人殺しをしないように誓わせようとすると、蛍は自分にはあすかしかいないのだというと、他の手段がなかったから仕方がなくやったのだと訴えた
そんな蛍を見てあすかは、自分が蛍に何も気をかけていなかったのだと気づくと、自分のせいで蛍は父親殺しをしてしまったのだと自分を責めた
それであすかは蛍に父親殺しのことを…
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お話を読んでみた感想
あすかは自殺しようとした際に父親を揉み合って、父親を刺してしまいました
状況的にはあすかを責められないですが、それであすかが自分を責めてしまうのも、父親がどんなにクソ親であっても親なので仕方がないでしょうね
それであすかは児童養護施設で保護観察処分になってしまいましたが、それでもあんなクソな父親と一緒の状況よりはマシでした
特に香奈枝や施設のおばさんがいい人だったので、あすかは前向きな気持ちになれそうでした
もし1人で施設に入っていたら、きっと立ち直って普通の生活を送れたような気がします
でも蛍が人殺しをしても全く反省していない様子だったので、あすかは真面目なのでそれを自分のせいだと思い込んでしまいました
それであすかは蛍をずっと見張る決意をしてしまいましたが、やはりあすかの人生はあすかのものなので早く蛍の父親殺しのことは償わせ、自分の人生を前を向いて歩いて欲しいと思いました
あすかがこの後の人生をどう送るのかとても気になってしまいましたが、あすかのことが好きな田牧といつか一緒になれるといいですね
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