『夫も子宮も奪われて』1〜11巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「夫も子宮も奪われて」の簡単なあらすじと感想
義理の妹の伊央から事故の真相を聞かされ婚約者の貴之まで奪われてしまう歩実
家が町工場で貧乏な家庭で育った歩実は、超金持ちの貴之と婚約し、義理の妹の伊央は羨ましがっていた
結納式も済ませた歩実は貴之とタワマンの最上階に住むことになり、これから幸せな暮らしができるだろうと思っていた
しかしその直後、結婚式のリハーサルに車で向かっていた歩実は、ブレーキが利かずに事故ってしまい…
事故のせいで植物状態になってしまった歩実は、意識が戻っても全く身体が動かせず、周囲の人たちからも意識が戻っていることも気づかれないままだった
それから貴之は治療費は支払ってくれたが段々姿を見せなくなり、伊央から婚約が解消されてしまったことを聞かされた
死にたくても死ねないまま2年が過ぎ介護施設に移っていた歩実だったが、ある日、伊央が現れ貴之と付き合い始めたと…
歩実は子宮で腫瘍が見つかり子宮を失ってしまうと、伊央は貴之の子どもを孕んだと言ってドレスを見せに現れ、事故の真実のことを囁き去っていった
それから17年が経ち、まだ身体は動かないままだった歩実の部屋に、夜中に男が現れ猥褻行為をしようとすると、なんと歩実の身体が動き…
施設を脱出して伊央へ復讐したいと思っていた歩実は、隣にいた同じように火傷を負った女性と入れ替わり、亡くなってしまったおじいちゃんの棺に紛れ込んで施設を脱出することができた
そして伊央たちが住むタワマン近くで働き始めた伊央は、ボロアパートに戻ってきて休んでも、伊央に焼き殺されてしまう夢を見てしまった
伊央は息子の塔夜を産み、塔夜も高校生になって伊央は保護者会の副会長になっていた
伊央は保護者会で生徒の大樹が保護者会の会長の孝司の娘の咲衣がイジメたと言って教師や大樹の母親を責め立てていたが、孝司が穏便に済ませようとしてくれたので、その場はなんとか収まった
しかし実際にはイジメっ子とされた大樹は、塔夜や咲衣たちにイジメられていて…
しかも善人面していた孝司も伊央と不倫していて、大樹や母親を追い込むつもりだった
伊央はそんな孝司と別れてタワマンへ帰ってくると、何者かがヤバい写真とメッセを送ってきて…
歩実はイケメンで超金持ちな貴之と婚約していましたが、事故ってしまって植物状態になってしまいました
意識不明なら苦しい思いもしなくて済みますが、歩実は周りの人たちが気づかない状態のままで意識が戻っていたので、その苦痛は相当なものだったはずです
しかも事故は単なる事故ではなく伊央が仕組んだものと判明し、貴之も奪われ子宮まで失ってしまった歩実が、17年後に身体が動くようになって伊央に復讐を考えてしまうのは仕方がないことでしょう
それで歩実が幸せになれるわけではないので本当は復讐なんて考えて欲しくないですが、17年が経ってもまだ伊央はクズのままだったので、復讐をやるのであれば徹底的にやって欲しいと思いました
伊央もクズですが息子の塔夜も優等生のフリをして、大樹を嵌めてイジメっ子に仕立て上げ思いっきり追い込んでいます
このままだと大樹は自殺してしまうかもしれないくらいに追い込まれていたのでなんとか助けてあげたいですが、とうとう歩実が復讐のために動き出したようです
これから歩実がどんな手を使って復讐するのかが気になりますが、やっぱり歩実には復讐のことはほどほどにして自分の幸せのことも考えて欲しいですね
自分が引き取られたヤバい理由を聞いてしまった伊央
歩実は売りに出されていた実家の工場へやってきていたが、そこに伊央と貴之がやってきた
そんな二人を見て歩実は冷たい復讐心を燃やしていたが、伊央は貴之を仕事へ送り出すと、元実家の工員の秘書に不倫の告発文を送ってきた奴を調べるように頼んだ
伊央の実の両親はアル中とヤク中で死んでしまい、それで伊央は児童養護施設送りになってしまった
そこでも悲惨な生活を送っていた伊央だったが、そんな伊央を歩実の両親が引き取ってくれていたのだった
伊央は歩実の家でようやく温かい家庭生活を送れていたが、義理の姉となった歩実はいつも体調を崩していた
そしてまた歩実が熱を出して寝込んでしまったが、そこで伊央は歩実の両親がどうして自分を引き取ったのかヤバい理由を聞いてしまい…
大樹は塔夜たちに男娼をさせられていて、塔夜は大樹にヤラせてもっと金を稼ぐつもりだった
そんなことをさせられていた大樹は、教師の澤田にイジメのことなどを聞かれても、イジメていたと話していた
しかし澤田は大樹との面談を終えた後で、生徒の早見から大樹のことを…
伊央は保護者会の集まりで、大樹を退学させると言っていると、そこに澤田が現れイジメの一件の暴露動画を流し始めた
そんなことに怯まなかった伊央は、澤田の過去を暴露し始め…
伊央は塔夜にイジメのことに釘を刺したが、塔夜は犯人を炙り出すつもりだった
澤田は大樹がパパ活していると聞いて、大樹がいるホテルの一室へと現れた
澤田は大樹の力になりたいと言ったが、それを信じなかった大樹は、澤田に自分とヤリ…
千鶴に騙され財布泥棒扱いされてしまった大樹は、澤田に生徒指導室へと呼ばれてしまった
無罪を主張する大樹だったが、澤田の態度は一変していて…
歩実は福引の受付をしていると、そこに貴之の家の家政婦がやってきたので、電動歯ブラシのモニターを勧めた
そして家政婦は、モニター料欲しさにその電動歯ブラシを伊央たちの歯ブラシと取り替えると、使った歯ブラシを歩実に渡した
歯ブラシを受け取った歩実は、その歯ブラシを何かの検査に出し…
貴之は父親から会社の経営を任せてもらえることになったが、貴之の妹の沙羅はそれが不満で伊央に悪態をつきながら屋敷を去っていった
伊央はこれで貴之の家を乗っ取ることができたと喜んでいたが、その頃、歩実は戻ってきた検査結果を見ていた
検査結果には貴之と塔夜は実は…
実の両親に悲惨な目に遭わされていた伊央でしたが、そんな伊央を引き取った歩実の両親もとんでもない理由で伊央を引き取っていました
そんなこともあって伊央は歩実から貴之を奪い取っていますが、歩実自身は伊央に何も悪いことをなどをしていた訳ではないので、どう考えても許されることではないでしょう
とうとう伊央は貴之の家を乗っ取ってしまいましたが、伊央の息子の塔夜も大樹をイジメて追い込んでいます
大樹を助けようとしていた教師の澤田も、伊央に屈した澤田は態度を一変させて澤田を追い込んでいます
脅されて屈するような奴は、教師をやるべきじゃないですが、このままだと澤田は自殺をしかねないくらいに追い込まれそうで心配です
歩実は塔夜と貴之がどういう関係なのかを検査していましたが、これからそこを突いてくるでしょう
恐らく伊央を恨んでいる沙羅に接触して何かを仕掛けると予想しますが、これからどんなことが起こるのかとても楽しみですね
清野に歩実を始末して欲しいと頼んでいた伊央
伊央は昔から毎日違う男とヤっていたので、以前から歩実は托卵を疑っていてそれは事実だった
伊央は不倫相手の清野とは、高校生の時から関係を持っていて、清野は昔は札付きのワルだったので工場ではハブられていた
そんな清野に伊央は、歩実が貴之と婚約したので、貴之をモノにするために始末して欲しいと頼み…
塔夜はテストでカンニングしていたが、答えを仕込んでいたペンを落としてしまった
それを拾った大樹がカンニングを疑われてしまい問い詰められていると、そこに臨時の教師が現れた
伊央はカンニングをしたとされる大樹を保護者会で退学に追い込むつもりだと貴之に言っていたが、貴之には誰かからあるメッセージが届いていて…
保護者会で伊央は大樹を退学にすべきだと熱弁を振るっていると、それを否定する教師が現れた
その教師を見た伊央は、誰かに似ていると思ってしまい…
その教師は大樹がカンニングしていないことを証明すると、この教師もしかしてと思った伊央は、歩実が施設にいるのか確かめに向かった
歩実らしき人物がいるのを確認した伊央がなんとしても塔夜を貴之の後継者にと思っている頃、学校ではカンニングが誰の仕業なのか噂が広まっていた
面談でも臨時の教師にカンニングペンのことであからさまに塔夜の仕業のように言われてしまった伊央は、塔夜の机からカンニングペンと同じペンを…
伊央にキレられてしまった塔夜は、自分は伊央の裏切りを…
どうやら伊央は托卵して貴之の会社を乗っ取るつもりみたいですが、塔夜が本当は勉強ができないのは実の父親が誰なのかを考えたら当然のことでしょうね
一番の被害者は大樹ですが、伊央のせいで後少しで退学させられそうになっていて、本当にかわいそうです
歩実は臨時の教師として学校に潜入していますが、見た目があまりに歩実そっくりなので伊央も動揺しています
伊央もクソ女ですが、やはり悪いことをしたという気持ちがあるようですが、カンニングしていた塔夜にキレています
勝手に塔夜に期待しているので、塔夜もやはり重荷に感じていたようですが、塔夜は伊央の裏切りの秘密を何か知っているようです
それが何なのかとても気になってしまいますが、伊央が破滅してしまうようなものだったら面白い展開ですね
臨時教師の姿で現れた歩実を見て動揺してしまう貴之
家を飛び出した塔夜を清野は捕まえていると、そこに貴之がやってきて手荒らなことをするなと注意されてしまった
貴之は家に戻ると伊央とセックスを始めたが、終わった後で誰かが送ってきた謎の手紙を破り捨てていると、伊央の裏切りの証拠の写真が誰かから送られてきて…
伊央が保護者会に参加していると、なぜかいつもは参加しない貴之が現れた
貴之は伊央に何か引っかかる言葉を言っていると、そこに臨時教師になりすまして潜入していた歩実が現れた
それで動揺していた貴之に、帰り道で伊央は事故で歩実を見捨てた貴之は、自分と同じだと…