『きみが誰でも愛してる』1〜2巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「きみが誰でも愛してる」の簡単なあらすじと感想
1巻 突然職場に現れた俊から話を聞いて婚約者の耀司のことを疑い始めるユキ
32歳の派遣社員のユキは派遣で受付の仕事をしていると、同じ派遣の遊佐から彼氏がいるのか聞かれていると答えていた
ユキが家に帰ると部屋を片付けると、婚約者の耀司がやってきた
耀司とはマッチングアプリで知り合ったユキは、耀司とセックスして父親にそろそろ会って欲しいと求めると、耀司は…
耀司は共同経営者が逃げたと言って、ユキに支援者をマッチングアプリで探して欲しいと求めていた
ユキの母親は既に亡くなっていて、父親も病気の後遺症持ちでユキの結婚を心待ちにしている様子なので、ユキは耀司との結婚を焦っていた
そんなユキは、昔両親とカレーを食べた記憶のある店に行ってみると、改装中だったが店主のおばさんが店の中を見せてくれた
ユキが店の中に入ると、そこにはなぜか黒い山羊のステンドガラスが…
店主の薫に連絡先を教えたユキは仕事をしていると、そこに俊と名乗るイケメンの男が現れた
なぜか俊はユキを見知っている様子で、ユキの仕事を終わるのを待ってくれてカフェに連れて行った
俊はユキに本当は初対面だったと明かすと、スマホでユキが去年耀司に紹介した康介の写真を見せ、康介は不自然に死んでしまって自分は康介の弟だと言い始め…
康介に多額の保険金がかけられ妻の宏海が失踪した話を聞いても、ユキは信じずそのことを耀司に報告した
それでも俊はまた職場にやってきて、耀司のことを色々調べていて、耀司が経営している塾の場所をユキに教えた
それでユキはその場所へと行ってみると、なんとその場所は…
ユキは俊のことは怪しい奴だと思いつつも、耀司に塾がなかったことを話してみた
すると耀司は、ユキに俊と一緒に宏海を探すようにヤバい表情で宏海の写真を渡しながら要求してきた
そんなユキはひとまず俊と手を組むと伝えて派遣会社へ行くと、受付の仕事の更新が…
覚悟を決めたユキは、俊と一緒に宏海と一緒に写っていたしずくに話に聞きに行くと、しずくは知らないの一点張りだった
それで二人はしずくが通っているシークレットパーティーへ行くと、渋々しずくは知っていることを話してくれた
そこに通りかかったヤバげな男たちの入っていった部屋に、ユキは侵入して何かのリストを見ていると、ヤバげな飯田という名の男が声をかけてきたが、なぜかユキのことを知っている様子で…
耀司がいきなり電話してきてパーティーのことなどを知っている様子だったので、俊の家の近くまでやってくるとヤバい男がつけてきていた
そのヤバい男から助けてくれた俊に、ユキは自分のせいで周りの人たちが巻き込んでしまったというと、俊に力を…
ユキは耀司から色々聞き出そうと電話をかけていると、そこに父親からビデオ電話がかかってきた
なぜか喜んでいる様子の父親だったが、その父親の隣にいた人物はなんと…
ユキの婚約者の耀司は会社を経営しているハイスペックな男かと思いきや、何やら闇のヤバい仕事をしているみたいです
ユキが紹介した康介は保険金をかけられ不審死したようですが、俊はその弟でただ康介の死の真相を追っているような感じでしたが、俊も何か墨を入れていたりで何かヤバい一面がありそうな雰囲気です
ユキは母親を亡くして父親も大変そうな状態なので、それで玉の輿を狙った感じでマッチングアプリを使ったようですが、まともに利用している人もいますが怪しい目的の人もいるので、やはりもう少し用心した方が良かったのかもしれませんね
耀司はユキが俊とパーティーに行って自分のことを探っていると知っても、それを隠そうともせずにユキに宏海を探すように要求しているので、もう完全に真っ黒な奴です
それでにユキは耀司に騙されて色々ヤバいことを手伝わされていたのかと思いきや、耀司の仲間だと思われる飯田という男は、なぜかユキのことを見知っている様子だったので、ユキも何者なんだという展開でした
まだ色々と隠された真実があるようですが、それについてはこれから少しずつ明らかになってくると思いますが、もう耀司は色々と手を回してユキが従わざるを得ないようなことをしてきているので、これからユキがどうなってしまうのかも心配になってしまいますね
2巻 康介の部屋で宏基の手紙の内容を見てショックを受けてしまうユキ
愕然としてしまったユキは、部屋にやってきた耀司に支配されている感覚を覚えてしまった
耀司が自分に執着しているワケが分からないまま俊と会うと、俊は顔を近づけて傷を心配してきたので、ユキはついドキドキしてしまった
宏海や康介のことを俊と話して別れたユキだったが、車に乗っている飯田を見つけ声をかけると、なぜか飯田はユキが演技していると言い始め…
ユキが自分が何者なんだと思っている頃、俊はユキがこの前訪れた店で店主の薫と話していた
俊はユキは犯人じゃなかったと話していると、薫はアガサクリスティーの小説を持ち出しながら、犯人は…
ユキは俊の知人の宏基を耀司に紹介すると、飯田の言葉が気になっていたので日記をつけることにした
俊と康介の部屋にやってきたユキは康介のアルバムを見つけると、俊は自分の母親は再婚で康介とは血のつながりがないと話してくれた
すると俊はユキの家族のことを訊ねてきたが、ユキの脳裏には過去の記憶が蘇り、なぜか意外な言葉を呟いてしまい…
ユキは俊を突き放すと、机の引き出しから従兄弟の手紙を見つけ書かれていた言葉にショックを受けてしまい、俊のことを知るために従兄弟のも宏基に会うことにした
宏基は俊たちが家に入ってから不審な死が続いていると話し、ユキも疑っている様子だった
宏基と別れたユキは一人で街を歩きながら、色々俊に話さないとと思っていると、頭の中ではそれを否定する言葉が…
遊佐に耀司のことで心が揺れていると見抜かれてしまったユキは、急に昔の大変だった記憶を思い出し、急いで俊に会いに向かった
そしてなぜか自分から俊にキスしてしまったユキだったが、その頃、宏基はヤバいことになっていて…
俊は自分のことを明かしてくれたが、ユキが過去のことをどうして忘れていたのかと思っていると、宏基からの着信が入っていることに気づいた
俊は宏海の行方を追っていたが、ユキも俊も宏基のことが気になっていたので伯母に確認すると、そこでようやく宏基がヤバいことになっていると知ってしまった
病室へやってきたユキに、宏基は襲った奴らに何かを脅されたと呟き…
ユキは耀司に康介の死のことで警察に話すというと、耀司はユキの顔のライターを近づけ、自分がユキと出会った時にユキが言ったヤバい言葉を囁き…
段々俊やユキの過去のことが判ってきましたが、俊やユキの過去にはそれぞれ何か闇が隠されているようです
俊はどういう思惑でユキとの関係を持とうとしたのかまだその意図はハッキリしませんが、ユキは今見えているユキとは違う人格でも持っているのでしょうか
耀司や俊も気になりますが、何やらユキが一番謎が多くて一番闇を抱えているような感じがしてきました
耀司はそんなユキの違う一面を知っていながら関係を持ったようですが、耀司もどうしてユキに執着しているのかまだよく意図が分らないところが多いですね
ラストで耀司がユキが出会った時の言葉が本当なら、もしかしたらそのことでユキは過去の記憶に蓋をしているのかもしれません
ただそのことが康介の謎の死などに繋がってくのかはまだよく分からないことだらけですが、薫もユキのことを色々疑っていて知っているみたいだったので、ユキの過去にはまだ明かされていないことが多くありそうです
予告では背後にある巨悪が姿を現すみたいですし、単なる派遣の子ではなかった遊佐のことも色々判ってくるみたいなので、これからどんなお話が展開されていくのか、とても楽しみですね
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