『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』5〜9巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」の簡単なあらすじと感想
5巻 飛高に頼んで自分の家族と同じ手口で殺人事件を起こした軍場の事件の過去に飛ぶ五代
五代はサトミの本当の名前を言うと、幸坂はサトミとの関係を否定し始めた
五代はサトミにやり直せるというとサトミは幸坂の指示だったと認めたので、幸坂は五代を殺そうとしたがヤラレてしまった
そして五代は幸坂にトドメを刺すために、誰かを呼んでいて…
現代に戻ってきた五代は、サトミがやり直しているのを見届けると、それから殺人犯たちの資料を見直していた
しかし五代は飛高が何かを隠していると思っていたので、飛高を尾行し始めた
飛高は呑気に昼間からワインを飲み始めたが、そこにあの時の怪しげな黒服の男が現れたので、五代はその男を追いかけ始めた
五代はなんとかその男を取り押さえたが、その男の背中にはとんでもないヤバいモノがあり…
五代は飛高が未来が見えているのか聞いてみても、やはり期待したような答えは返ってこなかった
それで五代は、自分からある事件の起こった過去に送るように飛高に求めたが、その事件は五代の家族が惨殺された事件と同じような手口だった
時系列的には飛高の家族が惨殺される前の事件だったが、五代はその事件が自分の家族の事件となんらかの関連性があると睨んでいた
その事件を起こした犯人は、元自衛官の軍場が起こしていたのでヤバい犯人だったが、それを覚悟で五代は過去に送られると乗り移ったのはなんと女子大生の麻紗で…
麻紗の先輩の友輝の祖母の家に泊まることになった五代たちだったが、友輝の祖母は軍場がヤバい奴だと言った
翌日、島の村長が島を案内してくれることになったが、五代が軍場のことを訊ねると、村長の妻は軍場はヤバい奴だと錯乱し始め…
その後は村長の息子の将王が島を案内してくれることになったが、五代は麻紗の仲間たちとは離れて軍場の家に忍び込んだ
軍場の家で銃を見つけた五代は、すぐに村の交番に駆け込み応援要請を求めたが、既に島中の電話線が…
事態を知った村長の弟で副村長の宏二は、軍場の仕業と断定して仲間を引き連れ軍場の家に乗り込んだ
しかし軍場の家は既にもぬけの殻で、その頃、麻紗の仲間の一人が…
幸坂に洗脳されて犯罪を犯していたサトミですが、五代のお陰で洗脳も解けて自分のやった罪を告白していました
犯罪者であっても自分の罪を悔いているのであれば、やはり更生の機会を与えるべきでしょう
でも犯罪者の中にも幸坂のように更生ができないと思われる犯人もいるので、そういう奴らはやはりもう世の中には戻ってきて欲しくないですね
実際にはどこまでの犯人が更生できるのかどうが見極めることが難しいですが、五代は現代に戻ってきて更生したサトミを見つけていたので、内心ではとても喜んでいた感じでした
そんな五代はやはり飛高には別の目的があって自分を過去の事件に飛ばしていると考えていますが、飛高のあの一シーンを見る限りでは飛高がラスボスになりそうな感じでした
五代は自分の家族が惨殺された事件と同じ手口の軍場の事件が起こった過去に、飛高に志願して過去に飛ぶことにしました
でも今度の犯人の軍場は元自衛官なので、戦闘能力で言えば刑事の五代よりも上なハズです
五代が過去にやってきた時には、既に軍場は島民とは最悪な関係になっていましたが、それでも島民の人たちは軍場があんな酷い事件を起こすとは思ってはいなかったハズです
五代は早速軍場の凶行を止めようと動いていますが、軍場はそれを上回る速さで手を打ってきています
どうやら五代が乗り移っている麻紗の仲間がヤラレ始めてしまったみたいですが、五代と軍場の対決がこれからどんな形で展開されるのか、とても気になってしまいますね
6巻 麻紗の持ち物から見つけたもので麻紗の姉の弥恵がどうなってしまったのか気づく五代
麻紗の友達のもえが軍場にやられているのを見つけた友輝は、やられた姿で助けを求めてきた
もえは気絶しているだけで無事だったが、五代は未来を知っているので村長の家はヤバいと言っても、未来を知らない宏二は聞き入れようとはしなかった
将王も宏二と軍場とのケリをつけに捜索に出たが、宏二たちは軍場を見つけて罠にハマってしまった
駐在も軍場にやられかけたが、五代は襲いかかってきた軍場を投げ飛ばそうとしたが、軍場は持っていたナタでそれを阻止した
そこに現れた将王が軍場に襲いかかったが、軍場は持っていたナタで将王の脳天を…
気絶していた五代が目を覚ますと、将王は無惨な姿となっていた
疲れたのか軍場は眠ってしまったので、五代は拘束を解いて逃げようとすると、軍場に見つかってしまった
しかしそこに宏二たちが現れ、五代はなんとか助かり宏二たちを村長の家に戻ってきた
五代は将王がどうなったかを宏二たちに伝え、軍場は住民を皆殺しにするはずだというと、ひとまず破れてしまった服を着替えに行った
それで五代は、麻紗のバッグを開けて着替えを取り出そうとすると、麻紗が持っていた何かで麻紗の姉の弥恵がどうなってしまったかに気づいた
そんな中、村民の見回りで軍場がとんでもない姿の将王を祠の前に…
五代は麻紗が持っていたものに写っていたものの意味に気づいてある場所へと行くと、武装した軍場が現れた
軍場は五代を見つけると襲いかかったが、そこに現れた駐在が軍場を銃で…
宏二は将王を弔うと言って宴を開くと、皆で献杯した
すると五代たちはすぐに意識を失ってしまい、そんな五代たちを宏二は本当の宴に使おうとしていた
宏二は宴がバレないように軍場や駐在になすりつけるというと、一族ではないが供物を用意してくれた友輝にお礼を言った
それから宏二たちは、五代たちから何かを取り出そうとし始めたが…
五代は宏二たちに自分の推理を話すと、麻紗の姉の弥恵がどうなってしまったのか話した
そんな五代に友輝はチャカを向けたが、五代が自首するように言っていると、そこに誰かが現れ…
最初は狂った元自衛官の軍場が村民を襲っているだけという状況でしたが、どうやらそんなに単純ではなかったみたいです
それに今は未来にいる麻紗の荷物に入っていたものからすると、麻紗は友輝にただ誘われたから島へやってきたわけでもないみたいですね
軍場も単に狂っていた訳ではなさそうですし、恐らく麻紗とも何か関係があるのだと思います
まだその辺りのところは分かっていませんが、この後のお話ではっきりしてくるでしょう
宏二たちは五代たちを眠れせてとんでもないことをしようとしていましたが、島の昔から行われているような口ぶりでしたが、やっていることは全然今しかできないようなことでした
もしかすると昔はもっと違う意味合いで、違う形で行われていたのかもしれませんが、恐らく宏二たちはそうしたことを口実にして欲丸出しの悪行を行っていた可能性が高いでしょう
宏二たちは完全にクソ野郎ですが、だからと言ってそれでぶっ殺してしまうより、やはり五代は刑事でもあるのでちゃんと捕まえて宏二たちにちゃんと裁きを受けさせて欲しいです
それにまだ五代たちがピンチを切り抜けた訳でもないですし、惨劇を阻止できた訳でもないので、なんとかそれを阻止して無事に現在に戻ってきて欲しいですね
7巻 バラバラ殺人事件の被害者のJSの聖良に乗り移ってしまう五代
宏二は五代と軍場が仲間になっていたので驚いていたが、その少し前に五代は現れた軍場に軍場と弥恵の関係を話すと、弥恵が生贄にした島の奴らに復讐しているはずだというと、この犯罪を明らかにすべきだと言って仲間にしていた
五代はどうして生贄を肉塊にするのかと宏二に訊ねると、宏二はその理由を言いながら兄である村長もろとも軍場や五代たちを始末しようとし始めた
ヤバい状況だったが、仲間になっていた駐在が五代に拳銃を渡すと…
宏二たちは血の痕を追って海岸にあったボートの人影に銃をぶっ放したが、それは五代たちが仕掛けていた囮だった
五代たちは村長の船を奪って島を脱出しようとしていたが、その頃、海岸にいた宏二たちは宴と一緒にやっていた臓器摘出に失敗したので何者かに始末されていて…
五代は船の中に潜んでいた誰かによって軍場がやられてしまったところで、現代に戻ってきてしまった
軍場を守れなかったことを悔やんでいた五代に、飛高は過去が書き換えられた新聞を見せたが、なんと軍場から変わって新しく犯人となっていたのは…
飛高は肉塊の意味について聞いてきたが、五代は飛高のことを信用していなかったので答えないで一旦家に帰ることにした
そんな五代は妹の四葉と墓参りに行くと、四葉は刑事だった父親のことを話し始めた
五代が優しかった父親が本当に刑事をやっていたのかというと、四葉は五代に幼い頃に父親の部屋を漁っていた手に銃槍のある侵入者から父親を守ってくれた話をし始め…
それで五代は自分の家族が肉塊にされた事件のことを調べていると、そこにやってきた飛高は次の過去への潜入捜査を頼んできた
ある一家がバラバラにされて殺されてしまった事件だったが、これまでと違ってまだ犯人は候補は3人いたが特定されていない事件だった
一家の長女のJKの瑛里は当時ストーカー被害に遭っていて、上級生の眞村、家庭教師の長谷川、コンビニ店員の葛西が怪しい奴らだとされていた
五代は被害者をゼロにしてやると意気込んでいたが、飛高から過去に飛ばされると、なんと乗り移ったのは瑛里の妹でまだ小学生になったばかりの聖良で…
五代は瑛里のストーカー被害のことを家族が聖良に隠そうとしていた上に、警察もあまりに聖良が幼いこともあって何を言っても取り合ってくれなかったので、一人で事件をなんとか事件を解決しないとと思っていた
そんな聖良に乗り移っていた五代が道を歩いていると、そこに声をかけてきた警察官は、なんと五代がよく知る人物で…
五代は島での事件を解決しましたが、結局軍場を助けることはできず、事件も本当の真相が明らかにならずに終わってしまいました
どうやら宏二たちはヤバい奴らに利用されていただけみたいでしたが、島で行われていた生贄の儀式も本当にヤバい風習でした
まだ科学技術が発達していなくて、いろんな災害や疫病でやられていた時代なら分からなくなはいですが、現代社会で生贄なんてやっても何も良くならないことは分かりきっています
宏二たちはそんなヤバい風習を利用して大金を得ていたようですが、そんな悪事を行っていてもいつかはバレて破滅してしまいます
やはり可哀想だったのは生贄にされてしまった弥恵たちで、軍場が弥恵の無惨な姿を見てしまって凶行に及んでいたのは、心情的には分からなくはないですね
また現在に戻ってきた五代ですが、妹の四葉が五代たち家族に起こった惨劇につながるかもしれないことを話していました
警察官だった五代の父親の部屋にいた怪しい奴は、恐らく肉塊事件の犯人か、犯人につながる人物のはずです
少しずつ五代は家族を肉塊にした事件に近づいてきている感じですが、今度の乗り移った聖良はまだ6歳なので、前に乗り移った翔太よりも年下な上に事件の犯人もまだ特定できていないので、かなり難易度が上がっています
それに最後に現れていた人物からも、恐らく今回の事件は五代の家族の肉塊事件にも何かやはり関わりがありそうなので、五代がどうやって事件を解決していくのかが楽しみです
それにどうやら飛高は五代が誰に乗り移るのかも知っている感じでもあったので、やはり五代が怪しんでいた通りで、飛高がどんな狙いでこんな潜入操作をさせているのかも早く知りたいですね
8巻 生まれたばかりの自分と会ってしまう五代
五代は自分の父親から離れようとしたが捕まってしまい、仕方なく瑛理がストーカーに命を狙われていることを話した
しかしトイレに行くフリをして逃げてしまった五代は、犯人候補の一人の葛西の部屋に忍び込んだ
そこでヤバいものを見つけていた五代だったが、なんとそこに葛西が部屋に戻ってきてしまい…
助けてくれた父親に、五代は名前は明かさずに未来から来た刑事だと明かすと、父親はそれを信じてくれた
それから二人は聖良の自宅前までやってくると、まだ聖良へのヤバいストーカー被害が…
刑事に瑛理たちが告訴の取り下げを求められても、五代の父親がそれを阻止していると、そこに聖良たちの父親が駆けつけてきた
遅れてきた父親に聖良たちの母親はキレ始めたが、聖良たちの父親は何かの巨悪の取材をしていて…
五代は父親の家にやってきて、命を犠牲にしてまで助けてくれた母親と会うことができた
生まれたばかりの自分とも会ってしまった五代は、ベランダで父親と話していたが、その様子を遠くから見ている者が…
五代の父親は交番に怪しげな刺青男が来たことを聞いてから、もう一人の犯人候補の眞村に声をかけた
眞村にバイト先のバーの妙な噂のことを訊ねると、眞村は逃げ出してしまったので、五代の父親は自転車で追いかけ始めた
坂道で眞村を追いかけていた五代の父親だったが、なんと自転車のブレーキがぶっ壊れてしまい…
五代は自分の父親まで狙われていると知って、このままだとヘタをすれば四葉が生まれなくなってしまうと焦り始めた
五代は眞村がバイトしているバーでは何かを斡旋していると父親から聞いていたが、瑛理に瑛理の彼氏だったと主張していた長谷川のことを聞いてみると、長谷川はそれを瑛理に要求していて…
眞村と刺青男の安童は、瑛理と思われる女の子が家に戻ったのを確認すると、家に侵入し始めた
しかし眞村はマジで瑛理が好きだったので、汚される前にとナイフで襲いかかったが、なんと瑛理に扮していたのは…
眞村たちを捕まえたことを聞いた生活安全課の瀬下は、これで自分の仕事に取りかかれると思った
そして警察寮にいた瀬下は、隣の五代の父親たちの部屋に…
五代は自分の父親が未来から来たことを信じてくれたこともあって、瑛理のストーカー犯罪は父親が解決したみたいです
でも瑛理のストーカー被害のことを、刑事は告訴取り消しを求めてきたりして、何やら怪しい反応もあったので、警察内部でも犯行に関わりがある人物がいるような感じです
瑛理の父親は記者をしていて何か巨悪のことを調べているみたいですし、飛高が未来に来ている聖良に何か脅しをかけていたので、現在の警察でも黒い部分は残っているようです
そう考えると五代の家族に起こった惨劇というのは、本当に偶然だったのかというのも疑問に思ってしまいますが、もしかすると飛高は五代を過去に飛ばしているのも意味あってのことなのかもしれませんね
ひとまず瑛理を襲おうとしていた奴らは捕まえることができた五代の父親でしたが、ラストでは瑛理が狙われていたのでどうなってしまうのかとても心配です
それにまだ今のところ五代が事件に深くは関わっていないので、まだ一波乱ありそうな展開でしたね
9巻 現代で新聞記者となっていた聖良と会ってしまう五代
瀬下が瑛里を刺そうとしたが、そこに現れた五代が阻止した
すると瀬下は聖良と自分は相思相愛だと勝手な妄想を語り出したが、そこに瑛里たちの母親が子どもを抱えて来てしまった
五代たちは逃げようとしたが瀬下に捕まってしまい、瀬下は瑛里たちを始末しようとしていると、そこに五代の父親が現れた
五代の父親はどうして早く帰ってきたのか理由を話していると、瀬下はなんと五代の父親に銃口を向け…
瀬下は警察署に連行されていったが、五代は今回は犠牲者が出なかったので喜んでいた
五代はまだ子どもの自分を抱っこさせられて困惑していると、そこに五代の父親が話があると言ってきた
五代は父親に自分たちの家族に起こってしまうことを話そうとしていると、そこに現れた五代の父親の部下の御子柴が現れたが、五代は御子柴の手の傷痕を見て、まさかコイツが…
現代に戻ってきた五代は変わった過去を確認していたが、御子柴が警察を辞めたことや聖良の父親が不審な死を遂げていることを知ってしまった
五代は飛高に聞きたいことが山ほどあると思っていると、そんな五代に声をかけてきたのは、新聞記者になっていた聖良で…
五代は聖良の話から、父親がやはり気づいていたんだと知ると、聖良の父親が祝波島の事件のことや組織のことを調べていたことを聞いた
五代が聖良に御子柴が犯人かもと話すと、やはり飛高は別の目的を持っているので、五代は聖良に御子柴捜しをしようと頼んだ
しかしそんな二人の会話を聞いていた誰かが、飛高に…
聖良に誰かから御子柴の潜伏先を教える手紙が届き、二人はその場所へと踏み込むと、御子柴はヤバい状態になっていた
御子柴は最期に真犯人を教えようとしていると、そこに飛高が現れた
五代は飛高に殺したのかと迫っていると、飛高は五代をまだ過去に飛ばし…
五代は今度は智美という名の主婦に乗り移ってしまったが、そこに現れた刑事は智美に殺人の…
五代は今回は父親と協力して、瑛里たちを守ることが出来ましたが、現代に戻っても家族が殺されてしまったことは変わっていませんでした
御子柴が一連の事件に関わっているのは間違いなさそうですが、御子柴も最後は始末されていたので、単なる使い捨ての駒だった可能性が高いでしょう
聖良の父親は、祝波島の事件のことなどを調べていて、そのデータを五代の父親に託していたようなので、それで五代の家族も狙われてしまったのでしょうね
どうやら一連の事件は単なる猟奇的な殺人犯の犯行という訳ではなく、何か大きな組織が関与しているようです、それについてはまだ全く分かっていません
それに飛高も五代を過去に何度も飛ばして何かを企んでいるようですが、五代も飛高が犯人かもと思っているくらいに怪しい奴なので、気を許せない相手です
飛高は今度は五代を御子柴の過去に関わらせるつもりみたいですが、乗り移った主婦の智美と御子柴がどんな繋がりがあるのかがやはり気になってしまいますね
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