『甘く濡れる嘘~結婚という名の復讐~』23〜27巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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「甘く濡れる嘘~結婚という名の復讐~」の簡単なあらすじと感想
23巻 裕一と結婚式を挙げNYで暮らし始めた里英
里英がウエディングドレスに着替えると、そこに弟の健太がやってきた
結婚式には真子や優花たちも来ていて、里英は育ててくれた父親や実父の写真と一緒にバージンロードを通り、裕一と無事に式を挙げることができた
それから里英は、ブーケトスはしないというと、ブーケを誰かに…
式から一月が経ち里英は仕事を終えて帰宅すると、式場から式の映像のDVDが届いた
それを里英は裕一と一緒に観始めると、みんなから二人への祝福の言葉の映像が流れ始めた
それから二人は裕一の仕事のため、NYへ移り住んだ
裕一は仕事に出かけると、里英は外出してみようと玄関のドアを開けると、なんと女性が倒れていて…
里英はそのことを裕一に電話で報告すると、助けた咲子の部屋に作りすぎた料理を持っていった
すると咲子の息子の拓実は里英の作った料理を見て喜んでくれると、咲子は里英に裕一に挨拶したいと伝えて欲しいと里英に頼んだ
里英は咲子が裕一のことが好きだったのかもと話したが、裕一はそんなことはないと言っていた
しかし翌日、里英が裕一を見送っていると、そこに現れた咲子は裕一に…
里英はようやくみんなに祝福されながら、裕一と結婚式を挙げることができました
寧志たちとはこれまでいろいろありましたが、寧志たちも無事結婚することができてゴタゴタも解決したので、これから裕一と幸せな結婚生活を送って欲しいですね
里英は裕一の仕事の都合で、NYで新婚生活を始めましたが、海外生活は慣れない内は結構大変なハズです
でも里英は結構海外生活を楽しんでいるみたいだったので安心しました
確かに今は翻訳アプリとかもあるので、言葉があまり話せなくても簡単なやりとりはなんとか出来る時代で便利になりました
これで一安心かと思いましたが、裕一の後輩の咲子はどうやら里英が心配していたように、裕一のことが好きみたいです
裕一はハイスペックイケメンなので、咲子が裕一に迫ってきたりしても、里英も慣れているのですぐに夫婦関係にヒビが入ったりはしないと思います
裕一もどう見ても里英に惚れきっているので、今更咲子に気が向くとは思えませんが、結婚前の婚約者とのゴタゴタのようなことに、またなってしまう可能性はあるでしょうね
24巻 結婚に向いていないと愚痴る咲子
里英は裕一の咲子への接し方にモヤモヤしてしまったが、謝ってきた咲子に拓実と一緒に来るように誘った
部屋にやってきた咲子は少し愚痴って眠ってしまうと、目を覚ました咲子に里英はピクニックに行こうと言った
するとまた咲子は自分が結婚に向いてないとか愚痴ってきたので、里英は…
里英は帰宅してきた裕一とイチャイチャしていると、そこにまた咲子から話を聞いて欲しいとメッセが届いた
しかし裕一はあまり足を突っ込みすぎないようにいうと、裕一と3人でならOKということになった
里英はそれからパーティー用のドレスを買いに行くと、咲子はなぜか夫の拓也が急に帰ってきてしまっても、里英たちに相談しに部屋にやってきた
咲子は何か元気のなかった拓也がキレるようになったというと、仕事が原因かもと言ったので裕一が調べてみることになったが…
里英は咲子が裕一に抱きついたりしてきて最初はモヤモヤしていましたが、咲子が夫の拓也との関係が上手くいっていないので相談に乗ったりしてあげています
世話好きな里英らしいですが、裕一のいうとおりであまり人様の家庭の事情に首を突っ込んでしまうと、とんでもないことに巻き込まれてしまう可能性があります
どうやら拓也はアメリカに来てから成績が落ちているみたいですが、それが仕事上の問題なのかプライベートの問題なのかはまだ分かっていません
裕一が調べるようですが、拓也は家ではキレたりもしているので、仕事でもキレ始めてしまう可能性もあるでしょうね
今のところ里英はアメリカ暮らしにも段々慣れてきていて順調そうですが、咲子たちのことでどんなことが起こってしまうのか、ちょっと心配ですね
25巻 家族を失う心配をして会社でぶっ倒れてしまう拓也
咲子が里英たちの部屋を出ていくと、拓也がやってきたのでマズいと思った里英はフォローしてあげた
そして裕一が接待ゴルフやパーティーだったはずと聞くと、拓也はヤバい汗をかいて心配してきた柵戸に大きな声をあげてしまい…
里英たちは拓也の上司のルイスのガーデンパーティーに招待されると、ルイスは拓也の様子がおかしいので気をつけるように忠告してきた
里英は咲子がヤバいと心配したが、裕一は自分に任せて欲しいと言っていたが
その頃、一人ぼっちになるのが怖いと言って電話することを求める拓也を見て、咲子の脳裏には離婚の2文字が…
拓也はこのままでは家族を失ってしまうと心配しつつ、会社でプレゼンしなければならなかった
ボーとしてルイスに注意されてプレゼンを始めようとした拓也だったが、頭が真っ白になってぶっ倒れてしまい…
駆けつけてきた咲子に裕一は病名を伝えると、咲子に前の上司からパワハラされていたかもと言った
そして裕一がいつからおかしくなったか訊ねてきたので、咲子は自分と住み始めたから…
まだ拓也は働く気だったが、裕一はひとまず休むように言った
拓也は母子家庭に生まれずっとサッカーなどを頑張っていたが、好きだった咲子は親の都合で転校してしまった
頑張っていたサッカーを諦めなければならなかった拓也は、就職してからは仕事で頑張っていた
そんな拓也は同窓会に参加すると、なんと咲子と再会した
それから母親が亡くなってしまった拓也は天涯孤独になると、咲子とつい一晩を過ごすと咲子が現れデキたと言い出し…
拓也はもう頑張ることに疲れ果てていて、そんな拓也を見ていた咲子は自分が拓也にとって重荷なのかもと思っていた
そんな咲子に里英は声をかけても、咲子の態度は…
拓也は母子家庭に育ってずっと頑張ってきましたが、サッカーも諦めなければならなくなって、前の職場でもパワハラに遭っていたようです
それに海外赴任となると精神的にもキツいはずなので、それで精神的に参ってしまったのでしょうね
裕一が言っているようにとにかく休んだ方がいいですが、やはり生活もあって仕事もミスってばかりだと、やはりそんな気になれないというのも分かる気がします
そんな拓也を見て咲子は自分が重荷になっていると思い込んでいますが、今もし咲子がいなくなったりしたら、拓也は精神的に完全に崩壊してしまうでしょう
一度、第三者を交えて話し合った方がいいと思いますが、かなり思い詰めている咲子の様子を見ていると、このままだと本当に離婚になってしまいそうです
拓也だけでなく咲子まで精神的に病んできていますが、そんな咲子たちに里英たちがどんな形で関わっていくのかが、とても気になってしまいますね
26巻 里英たちの幸せそうな姿を見てドス黒い感情を持ってしまう咲子
里英は咲子のことを心配していたが、裕一は今の幸せな里英が近づくと逆効果だと判断し、距離を置くように言っていた
実際に咲子は里英の笑顔を見ることも嫌になっていて、精神を病んでいる拓也を責めることもできないので、かなり追い詰められていた
その頃、里英はご飯が食べられなくなっていたが、もしかしてと思って薬局で何かを購入すると…
裕一は里英の話を聞いて喜んで病院へ行くと言うと、二人は幸せそうに病院にやってきた
しかしその病院には咲子と拓也も来ていて、里英たちの幸せそうな姿が猛毒に感じてしまい…
つい裕一にもキレてしまった咲子だったが、なかなか帰ってこない拓也のことが心配になって、つい裕一に相談してしまった
それですぐに裕一は咲子たちの部屋に来てくれたが、里英がデキたことを話していると、そこに拓也が帰ってきたので裕一は帰っていった
そこで拓也が言った言葉に、咲子はついキレてしまい…
それからも咲子は里英の何気ない幸せそうな姿や、話し合おうという裕一の言葉にもつっかかった言葉を言ってしまったりしてお先が真っ暗な状態だった
そんな咲子たちは病院へ行った帰りに会社にやってきたが、裕一が提案してきたことを聞いた拓也は、もう自分は会社を…
拓也が精神を病んでしまって、そんな拓也を世話しなければならなくなった咲子まで、精神を病み始めている感じになってしまっています
こういう時は頼れる人に頼った方がいいですが、精神的に追い詰められてしまうと、余裕がなくなってそれもなかなかできなくなってしまいます
とは言え心配だからと言って周囲の人が人の家庭の中にズカズカと入り込むことは逆効果にもなってしまうので、難しい問題と言えます
拓也も咲子が生命保険をかけていたことも知って、ヤバい考えを持ってしまっている感じなので、裕一が二人と話し合おうとしているのは間違いではありません
裕一が最後に提案していたことは咲子たちにはいい提案だとは思いますが、今の咲子たちでは変な勘繰りなとしてしまわないかが心配です
ちゃんと休んだ方がいいことは分かっていても、ずっとそのままだと生活のことも気になってしまいますし、これまでそれなりには会社内で認められてきたことを捨ててしまうような気持ちにもなってしまうので、簡単にははいそうしますとは言えないかもしれませんね
27巻 拓也が意味深なことを言い出したので心配して家まで送る裕一
裕一がどんなに言葉を選んで説明しても、拓也は悪い方向に受け取ってしまうばかりだった
帰り道でも拓也は自分には何もないというだけだったので、咲子は自分が負担になっていると思ってしまい、とうとう自分といるのが…
咲子が泣き出してしまったので、拓也は咲子を落ち着かせて帰宅したが、拓也の相変わらずな態度だったので咲子は息子の拓実を迎えに向かった
しかし翌日、拓也はなぜかサッパリした感じになっていて、会社に行くと裕一に辞めた時のことなどを確認すると、意味深なことを言い出したので裕一は拓也を自宅まで送っていった
それから拓也は咲子とご飯を食べに行って、酔ってしまった咲子が自宅のベッドで眠ってしまったのを確認すると、公園の池に向かい…
咲子が拓也がいなくなったと言ってやってきたので、裕一は拓也が公園の池のことを言っていたことを思い出し3人は急行した
すると咲子は、倒れている拓也を見つけたが、拓也は…
拓也は完全に鬱状態になっていて、裕一たちがどんなに言葉を選んで話しても悪い方向にしか受け取らない状態になっています
それも病気のせいでそうなっているとはいえ、裕一たちがどこまで介入するのかは、非常に難しい判断となります
もっと本格的な治療と静養をした方がいいのは間違いないですが、家族の生活もある上に自分の今後のキャリアのことまで考えると、簡単に休めないと思ってしまうの気持ちとしては理解できます
その上に咲子の方もかなり精神的に参っている状態でしたが、拓也があまりにさっぱりしていたので油断してしまい、拓也がヤバいことを決行してしまいました
拓也は咲子たちの生活費のことなどばかりを気にしていましたが、確かにそれはそれで大事なのは間違いないですが、もし拓也が死んでしまったら、咲子は一生自分を責めてしまうでしょう
どうしても今の拓也にはそのことには意識が向かない状態ですが、しっかりと今の自分と向き合って立ち直って欲しいですね
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