『一日千秋』11~20巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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Contents
「一日千秋」11~20巻の簡単なあらすじ
堕胎手術を受ける茜
翔子は裕真の言ったことは正しいと頭では分かっていても、やはりなかなか受け入れられないでいた
茜からは明日の15時に手術だとメールが届いた
茜はお腹に胎動のようなものを感じたので看護師に聞くと、看護師は腸が動いているのを勘違いしているのだろうと答えた
茜は母親とは違うと思いながら麻酔が効いてくると、意識を失ってしまった
堕胎手術が終わり茜が目を覚ますと、翔子が来ていた
茜は翔子にすぐに職場復帰すると強がったが、翔子は無理しなくていいと言ってあげた
帰宅すると裕真は、翔子に言い過ぎたと謝ってきて、仲直りしようと言ってくれた
茜は胸に痛みが走ったので、看護師に聞くと体の反応で母乳が出そうとしているからだというのだ
それを聞いた茜は、もう子どもがいないのにと思ってしまった
すると母親が茜の口座にお金を振り込んでいて、母親はどこかへ引っ越していた
幸せになるようにとメッセージを残して消えた母親に、茜は一言好きだと言って欲しかっただけだったのだ
裕真に夫婦で話し合うようにアドバイスする辺見
手術を受けると部長に言った裕真だったが、部長はそんなに短くていいのかというと、自分は育休を3ヶ月取ると言った
辺見に飲みに誘われた裕真だったが、お店には洋輔が酔い潰れていた
辺見は裕真から手術することを聞いて、子どもを産む決断ができなかったというと、産まない自由もあると言った
辺見は裕真たちをサポートしたいと言ってくれて、夫婦でちゃんと話し合うようにアドバイスしてくれた
裕真は同窓会に行くと、西川は子どもがいるのか聞いてきたので、裕真はいないと答えた
周囲は子育ての話ばかりだったが、西川の子どもにぶつかられた裕真は、スーツが汚れてしまった
西川は子どもを叩き始めたので裕真が止めようとすると、西川は子どものいない裕真には分からないとキレてしまった
トイレに行って出てきた裕真に、西川は謝ってきて子どもが発達障害なのだと明かして、自分の未来予想図が狂って悩んでいたのだと話してくれた
美鈴に一緒に生きていこうと言って離婚届を破り捨てる洋輔
洋輔は美鈴が子宮を摘出してしまうと聞いて、驚いて病院へと駆けつけた
黙っているつもりだったという美鈴に、洋輔はやはり美鈴とは別れることはできないと言うと、美鈴の気持ちに寄り添っていなかったと謝ってくれた
美鈴は手術を受けて、子宮を失ってしまった
しかし毎日美鈴の歩行練習を手伝う洋輔を見て、美鈴の母親は安心することができた
美鈴は洋輔にもう子どもが産めないので一緒にいられないというと、洋輔は子どもがいなくても自分と一緒に生きていこうと言ってくれた
そして美鈴が洋輔に離婚届を渡すと、洋輔はすぐにその場で離婚届を破り捨てた
勃たなくなった裕真
裕真は手術を受けて、すぐに退院することができた
翔子は美鈴を見舞いに行くと、美鈴は前向きに生きていくつもりだと言った
それで翔子も自分たちの未来にも希望があるのだと思い、それに向かって進んでいこうと決めた
翔子は職場復帰した茜と一緒に会社に行くと、上司の片桐から呼ばれた
片桐は翔子に独立するので自分の代わりをやって欲しいと頼んできた
裕真も退職する大淵の代わりにリーダーをして欲しいと部長に頼まれていた
大淵は妊娠したので退職することを決めてしまい、裕真には自分は欲を出しすぎたのだと言った
帰宅した裕真は様子がおかしいと翔子は感じていた
それで二人で旅行に行くことにした
二人は互いの昇進話をすると、裕真はお互いがんばらないといけないと言った
翔子は子作りもしたいと言ったので、二人はセックスしようとしたが、裕真は勃たなかった!!
検査をしても裕真には異常は見つからなかった
その後も勃たない裕真に、翔子は急がなくてもいいと言いつつ、内心では不妊治療をしたいと思っていた
そんな翔子の気持ちを察して、裕真は不妊治療を再開しようと言ってくれた
昇進を喜べない翔子
採卵を終えた翔子だったが、茜から急な手伝いを頼まれ、翔子は職場へと駆けつけた
それを片付けて帰ってきた翔子に、裕真はマッサージをしてくれた
そんな裕真に仕事を続けたいと言っていた翔子だったが、移植が後にズレて会議に遅れてしまった翔子は、片桐から体調が悪いのか訊ねられた
そこで翔子は不妊治療をしていると明かすと、片桐はあまりいい顔をせずに協力すると言った
翔子は仕事中に頭痛が襲ってきて倒れてしまった
片桐は目を覚ました翔子に、子どもと仕事のどっちが大事なのかというと、自分の後任に推薦したことを後悔していると言った
しかし翔子は妊娠していることが判明し、片桐に話そうとしてもなかなかタイミングを掴めなかった
医者から胚嚢を見せられ、本当に妊娠していることを知った翔子だったが、やはり喜んでいない自分を感じてしまった
流産してしまった翔子
片桐は翔子と一緒に電車に乗り、香水の匂いで気分が悪くなった翔子を見て、妊娠していることに気がついた
片桐は職場の誰かにも、妊娠のことを話すように言ったので、翔子は茜に話したかったが中絶直後なので言えなかった
翔子は茜と取引先との打ち合わせに向かっていたが、翔子が出血しているのを茜は見つけた
翔子は妊娠していることを明かすと、それでも打ち合わせに行こうとしたが、茜は体を優先するように言った
それで病院へとやってきて検査を受けると、胎児の心臓は停まっていること判明した
翔子は会社に電話をかけようとしても、裕真に止められてしまった
それで翔子はつい裕真に、産まない人には自分の気持ちは分からないと言ってしまった
すると翔子のお腹から死んでしまった胎児が出てきて、翔子は泣きだしてしまった
片桐に退職願を出す翔子
裕真は部長に、子どもが流産したことを明かすと、翔子に昇進を諦めて仕事を辞めるように言えなかったと言った
職場へと戻った翔子だったが、片桐は茜に企画を頼んでいて、茜に八つ当たりでキレてしまった翔子は、翌日片桐に退職願を出してしまった!
退職届を受け取ろうとはしなかった片桐は、翔子に一旦気持ちを落ち着けるように言った
それで休みをもらった翔子は、家の掃除をし始めたが、やることはすぐになくなってしまった
妊活雑誌を見つけて、涙が溢れてしまった翔子だったが、そこに美鈴が訪れてきた
流産したことを聞いてお茶に誘った美鈴は、翔子に感情を抑え込まなくてもいいと言ってくれて、翔子は子どもの存在をなかったことにしようとしていたことに気がつくことができた
そして子宮を失ってしまった美鈴は、今は不妊のカウンセラーの勉強をしているというと、翔子のおかげだと言ってくれた
一人で生きられないことが幸せだと話す父親
茜は翔子を仕事だとウソとついて、ある霊園へと連れていった
茜の母親はガンで亡くなってしまっていて、茜は身勝手な母親でも亡くなると自分のせいだと責めていたと話した
茜は供養して自分に向き合えたというと、水子供養は母親のためでもあるのだと教えてくれた
茜は水子供養のことを片桐から教えてもらったと言っていると、そこに片桐がやってきた
片桐も同じように子どもを亡くしたことを話してくれて、片桐も翔子のことを気遣ってくれていたことを知って泣いてしまった
そんな翔子に片桐は、辞表のことは翔子の意志を尊重するというと去っていった
裕真と一緒に供養をした翔子は、裕真と一緒に自分の実家にやってきた
そして近所のおばちゃんたちと一緒に、母親のお墓参りした
その後父親から母親の話を聞いた後、父親は小学校のときの授業参観の話をし始めた
父親は母親を亡くして甘えられない翔子に辛い思いをさせたというと、一人で生きられないことのほうが幸せなのだと話してくれた
職場のみんなに不妊治療のことを話す翔子
それで職場に戻った翔子は、辞表を取り下げるというと、職場のみんなに不妊治療を受けていると明かした
すると職場のみんなは翔子を手助けすると言ってくれた
片桐は翔子たちと辺見の店に飲みに行くと、自分も職場のみんなに助けを求めればよかったと言った
その後、翔子はまた妊娠することができ、職場のみんなの支えもあって、無事双子の赤ちゃんを出産することができた
翔子は裕真に人とのつながりを大事にしていきたいというと、退院祝いの記念写真を撮ってもらった
「一日千秋」11~20巻を読んでみた感想
翔子は一度は流産してしまいましたが、最後は双子の赤ちゃんを産むことができてよかったと思います
美鈴は子宮を摘出しなければ鳴りませんでしたが、これまでの経験を活かして今ではカウンセラーとして活躍しています
茜も最後は裕真の後輩の桔平と仲良くなっていたので、その内結婚するかもしれませんね
やはり仕事をしている女性が、子どもを妊娠して出産することは大変なことです
翔子は職場の人たちにカミングアウトして、協力を得ることができましたが、実際にはそんなに簡単にはいかないでしょうね
今は出産や育児の制度が整ってはきていますが、結局は周りの人の理解がないと活かされることはありません
日本はどんどん少子化が進んでいますが、やはり仕事をしながら出産をして子育てすることへの理解が進まないと、解決しないだろうと感じました
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