『秘密の棲む部屋』を13～15巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
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目次
「秘密の棲む部屋」13～15巻の簡単なあらすじ
お腹の赤ちゃんを殺して自分たちの母親になるように美香にいう拓也
幸子はどうしてここに来たのかと言うと、赤ちゃんは要らないのかと美香に言った
そして幸子は自分の親に赤ちゃんが生まれたせいで全てがおかしくなったのだと言った
そこに拓也が帰ってきて、自分がネグレクトを受けていると思ったので来たのだろうと訊ねたので、美香はそうだと答えた
拓也の父親は愛人を作って家に帰ってこなくなり、母親も男を作って家から出ていった
それで拓也は、親から酷い目にあっていた幸子を匿っているのだと話した
拓也は自分たちは親になる資格のない親から生まれたんだと言ったので、美香は親も心配しているはずだと言うと、拓也は最初は美香を殺すつもりだったが、優しい美香なら自分たちの母親として面倒を見てくれるはずだと言いだした
美香は自分には赤ちゃんがいるのでなれないと答えると、拓也は赤ちゃんを殺せば美香は自分たちの母親になると言った
そこに池本から電話がかかってきたので、拓也はみかん美香のスマホ床に叩きつけて蹴りつけてブッ壊してしまった
ヤバイと思った美香は赤ちゃんを守るため、拓也たちの母親になると言った
弟の剛を殺していた幸子
卓也と幸子はリビングで眠ってしまったが、寝ていた幸子はお腹の痛みでうめき声をあげはじめた
その頃、美香がいなくなって心配していた池本にモガから、近所で起きた車の炎上事故の記事が送られてきた
もしかすると行方不明となっている女の子が関係していると思った池本は、モガに事故で入院している母親に会いたいと頼んだ
池本は病院にやってくると、入院している文子の病室に向かった
事故で大やけどを負っている文子に、池本は娘のことを教えて欲しいと頼んだ
すると幸子が生きていると知った文子は、幸子を殺してほしいと懇願した
文子は昔は幸子はいい子だったと言うと、二人目の子どもを妊娠してから幸子は学校でクラスメイトに暴力を振るうようになったと話した
それから幸子は学校で飼っているウサギを殺したりしてどんどんエスカレートしていき、遂には弟の剛を殺してしまった
それで文子は宗教にハマり、悪魔に取り憑かれたんだと言って幸子を部屋に監禁してしまった
父親がもう幸子を監禁しておけないと言ったので、二人は幸子の首を絞め心中するつもりで車で海に向かっていた
しかし幸子はまだ死んでおらず暴れ出したので、事故ってしまい父親が亡くなり、文子は大やけどを負ってしまった
そして炎上する車から這い出していた幸子を、拓也が助けたのだ
女の子を出産した美香
文子の話を聞いた池本はヤバイと思いマンションに戻ってくると、美香の部屋に明かりがついていたので行ってみると浩二が出張から帰ってきていた
和彦はマンションに戻ってくる際、台車を押してどこかへ向かっていた拓也を目撃していたので、池本はすぐに拓也を追いかけた
拓也は自分が掘った穴の前で美香にここで死ぬように言うと、美香は拓也に体当たりして逃げようとした
拓也は美香をスコップで殴りつけ殺そうとし始めたが、その際防犯ブザーを叩いたので防犯ブザーが鳴り出した
その音で浩二と和彦が駆けつけ、拓也を押さえ込んだので美香は殺されずにすんだ
美香は拓也に幸子に利用されているだけだと言うと、ちゃんと償うように言っていると陣痛が始まってしまった
拓也の部屋に警察がやってくると、幸子は警察に拓也に監禁されていたと言ったが、警察は美香の監禁や車の事故のことを聞きたいと言ったので、幸子は拓也を役立たずと罵った
美香は無事女の子を出産し、生まれた女の子が幸子のようにならないように愛情を注いていこうと浩二と言いながら、自分たちの部屋に戻っていったのだった
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「秘密の棲む部屋」13～15巻を読んでみた感想
美香を監禁して殺そうとした幸子は、かなりヤバい奴でした
下の子どもができてクラスメイトに暴力を振ったり、ウサギを殺したりして生まれた剛も殺していました
親の愛情が剛に向かってしまった不満もあるとは思いますが、それでも殺してしまうのは異常です
細い描写はなかったですが、父親が家庭にはあまり関心がなく、母親の文子が酒に逃げてしまったのが悪化してしまった原因なのかもしれませんね
なんとか助かった美香は、女の子を産んで自分たちの部屋に戻ってきましたが、生まれた赤ちゃんにしっかり愛情を注いで幸せに生きていってほしいですね
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