『君に愛されて痛かった』26~30巻を読んだあらすじや感想をまとめてみました
目次
「君に愛されて痛かった」26~30巻の簡単なあらすじ
かなえに寛の住む世界は違うという越智
かなえは寛が野球のために苦しんでいるというと、やめればいいのだと叫んだ
すると越智は寛とかなえの住む世界は違うのだと言って、寛がかなえのどこが好きなのか説明するように求めた
かなえは寛は自分に優しくしてくれたと答えると、越智は寛は誰にでも優しいと言うだけだった
越智と別れたかなえは、電車で帰っていた
かなえは多くの人は、他人を自分の都合良く使っていると思い、自分もクラスメートに都合良く使われていたことに気づいた
しかしかなえは寛が自分にウソをついているようには思えなかったので、越智がウソをついているのだと決めつけた
空気を読むのがイヤになったかなえ
学校が夏休みになったので、里虹たちはかなえをプールに誘ってきた
しかしかなえは、ひとりぼっちになっていたとみ子と一緒でなければ行かないと答えた
空気を読まないかなえを置いて里虹たちは去っていくと、とみ子はかなえにバカなのかと言った
しかしかなえは、もう空気を読んだりするのがイヤになったと答えた
とみ子は今更そんなことを言ってもと思ったが…
とみ子と仲良くなるかなえ
かなえはメイクが崩れていたとみ子に、ウエットティッシュをあげた
するととみ子は、自分がかなえの立場なら絶対に相手にしないと言った
しかしかなえはとみ子にされたことは忘れてはいないが、とみ子もみんなといたくてやったことだと分かっていると答えた
それからかなえはとみ子と仲良くなり、買い物に行ったりした
するととみ子は別れ際に、またかなえと一緒に遊べるのかと聞いた
かなえは今度はとみ子の服を買いに行こうと答えると、とみ子はうれしそうに帰っていった
かなえを試合に誘う寛
寛は、今度の試合で先発することになった
しかし越智は、寛の肩を心配した
だが寛はかなえに電話をかけて、自分が試合で先発するので見に来て欲しいと誘った
越智は寛と野球をするのが楽しくて野球を続けていたが、寛はただ野球が楽しいのでやっているだけだと思っていた
そして自分と一緒に野球をすることが、楽しいわけではないのだろうと感じた
肩を抱え苦しみだす寛
かなえは寛に試合を観に来るように誘われたので、とみ子を誘って行くことにした
かなえは寛の肩を心配したが、立ち上がりは上出来だった
しかし3回になると寛は制球が定まらなくなり、ランナーを出すようになった
どんどん調子が悪くなる寛を見て、かなえはもう無理しなくていいと思いフェンス際まで駆け出してしまった
すると寛はとうとう、肩の痛みでマウンド上で肩を抱えて苦しみ始めてしまった!
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「君に愛されて痛かった」26~30巻を読んでみた感想
かなえは、とうとう空気を読んで周りに合わせることをしなくなりました
里虹たちはそんなかなえを見て離れてしまいましたが、ケンカしてしまったとみ子とは仲直りして仲良くなることができました
空気を読んで周りに合わせても、何をやっても楽しめない上に気を遣うので、苦しいだけです
それより気の合う友だちを作って楽しむほうが、友だちは少なくなってしまっても、楽しい人生が送れるでしょうね
寛は肩の故障をガマンして試合に出ましたが、立ち上がりはよくてもやはり無理をしていたようです
鳴海の攻撃がやはり効いていたようですが、あまり無理をしてしまうと、本当に一生まともにプレイできなくなったりする場合もあります
今の寛の肩の状態がどうなっているのかは分かりませんが、やはりとても心配になってしまいますね